【第92回アカデミー賞】韓国映画「パラサイト 半地下の家族」国際長編映画賞を受賞!
2020年2月10日 12:25

[映画.com ニュース]第92回アカデミー賞の授賞式が2月9日(現地時間)、米ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、ポン・ジュノ監督による「パラサイト 半地下の家族」が国際長編映画賞を受賞した。韓国映画界初のノミネートで、悲願の戴冠となった。
全員失業中、“半地下”住宅で暮らす貧しいキム(ソン・ガンホ)一家の長男が、IT企業を経営する超裕福なパク社長(イ・ソンギュン)一家の家庭教師になったことから、想像を遥かに超える悲喜劇が展開する。この日、脚本賞に続き、2つ目のオスカー像獲得となった、ポン監督は「外国語映画賞から国際長編映画賞に名前が新しくなってから初の受賞者となれて嬉しいです。この変更が象徴する新たな方向性を称賛し、支持します」と語り、「素晴らしいキャストとクルーがここに来ています」と俳優、スタッフ陣を紹介。「今夜ここに集まられた素晴らしいアーティストの皆さんに祝福を贈ります。今夜は飲み明かしますよ!」と笑いを誘った。
第72回カンヌ国際映画祭では、韓国映画界初のパルムドールを獲得した本作。その後も、第77回ゴールデングローブ賞(外国語映画賞)、米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(外国映画賞)、第85回ニューヨーク映画批評家協会賞(外国映画賞)、LA映画批評家協会賞(作品賞、監督賞、助演男優賞)、第54回全米批評家協会賞(作品賞、脚本賞)、第25回放送映画批評家協会賞(外国語映画賞)と賞レースを席巻。また、第70回ACEエディ賞では長編映画ドラマ部門、第26回全米俳優組合(SAG) 賞では作品賞(映画部門)にあたるキャスト賞を獲得。両賞ともに、外国語映画としての受賞は史上初の快挙となった。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

過去最高の評価!最も泣いた!
【“最高&最幸”の一作】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

ハリポタファンに激烈にオススメ
【本気で良かった】夢と魔法のような、最高の空間…特別すぎる体験でした【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

え、伊藤英明!? すごすぎる…!
【狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!】地上波では絶対ムリ!? 超暴力的・コンプラガン無視の超過激作!
提供:DMM TV

是枝裕和監督作品「ラストシーン」
iPhone 16 Proで撮影。主演は仲野太賀と福地桃子。(提供: Apple)