「ブレードランナー」のデザイナー、シド・ミードさん追悼 創作の源泉に迫るドキュメンタリー、2月2日放送
2020年1月29日 13:00

[映画.com ニュース]SF映画の金字塔「ブレードランナー」の未来都市を生み出し、2019年12月30日に86歳で逝去した工業デザイナー、シド・ミードさん。追悼の意を表し、12年に製作されたWOWOWオリジナルドキュメンタリー「ノンフィクションW ブレードランナーの世界を創った男 シド・ミードが描く2042年」が、2月2日に放送されることがわかった。
リドリー・スコット監督作「ブレードランナー」(1982)で、2019年の未来都市を手掛けたミードさん。過度な技術革新、環境汚染、人口爆発によってもたらされた暗い世界を描き出した。ミードさんのデザインは企画段階でスコット監督を驚愕させ、未来を予見していたとも言われ、後のSF映画に多大な影響を与えた。
ミードさんは、アメリカのフォード・モーター社のカーデザイナーとしてキャリアをスタート。その後「スター・トレック」「機動戦士ガンダム」「宇宙戦艦ヤマト」など映像作品に加え、シンガポールの新都市や船舶のデザインなど、様々なプロジェクトに携わってきた。
本番組では、ミードさんに「理想の未来都市」をテーマに新作イラストを依頼。100日後、グアッシュという水彩絵具を使った縦50.8センチ、横76.2センチの作品が完成した。絵を描く際に実践していると語る5ステップを通して、ミードさんの創作の源泉、思い描いた“ユートピア”の姿に迫っていく。
「ノンフィクションW ブレードランナーの世界を創った男 シド・ミードが描く2042年」は、2月2日にWOWOWライブで放送。
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