井浦新、アイヌの里・二風谷で1日限りの自選上映会!
2020年1月25日 00:00

[映画.com ニュース] 俳優の井浦新にとってライフワークともいえる自選上映会が、2月9日に北海道平取町の二風谷で開催されることが明らかになった。
「井浦新 自選上映会 in 二風谷」と銘打たれた上映会は、“アイヌの里”と呼ばれる二風谷の沙流川歴史館で行われる。上映作品は、井浦にとって“師”ともいえる若松孝二監督の遺作となった「千年の愉楽」、井浦が若き日の若松監督を演じた「止められるか、俺たちを」、第34回高崎映画祭で最優秀作品賞に輝いた主演作「嵐電」の3本だ。
井浦は過去2回、東日本大震災で被災した東北地方で自選上映会を行ってきた。これまでは必要経費を引いた売り上げを震災で被害に遭ったライブハウスや、豪雨災害の復興を支援するための寄付をしてきたが、今回も同様に北海道災害義援金募集委員会とアイヌ文化新興に寄付するという。
自選上映会に同所を選んだ理由について、井浦は「5年前にNHK『日曜美術館』で、興味がある地に息づく美を巡る企画をやらせていただいた時、アイヌ文化をしっかり学び体感したいという想いで、北海道平取町を訪れました。圧倒的な大自然に抱かれた暮らしの中から生まれたアイヌの手仕事と歴史、そして人と精神。全てに魅せられてしまい、そこで出逢った二風谷の工芸作家・関根真紀さんと幾度か一緒にモノづくりをしてきました。二風谷に再び訪れる時は何か面白い事ができたらと渇望していましたが、このたび念願叶い、東北で開催してきた自選映画上映会を二風谷で開催できる機会をいただきました」と説明。それだけに、「多くの方々と豊かな自然のなか、会場である沙流川歴史館のアイヌ文化と縄文文化の展示に触れながら、映画を見て語らい合えることを楽しみにしています」とコメントを寄せている。
当日は、「千年の愉楽」が午前9時45分、「止められるか、俺たちを」が午後12時30分、「嵐電」が午後3時50分から上映される。「千年の愉楽」と「止められるか、俺たちを」に年齢制限はないが、12歳未満の子どもは保護者同伴、了承のうえでの入場となる。チケットは1月26日から発売。問い合わせ先はノーザンクロス平取事務所まで。チケットぴあでも発売を予定している。
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