田中圭、役作りしない理由は「限界があるから」 最新主演作「mellow」ではモテ男
2020年1月17日 18:52

[映画.com ニュース] 俳優の田中圭が1月17日、東京・新宿バルト9で行われた主演作「mellow」の初日舞台挨拶に登壇した。日頃から「役作りはしない」と公言している田中は、この日も「特にしていないですね。限界があるから、役作りしようがない」と理由を語り、「それよりも監督さんや共演者の皆さんと一緒にシーンを作っていったほうが結果的にいい」と持論を展開した。
独身・彼女なしで「恋人は花」と言うほどに花が好きな夏目誠一(田中)が営む花屋と、女性店主が切り盛りしている廃業寸前のラーメン屋。対照的な2つの店を舞台に、さまざまな人たちの不器用な片思いを描く。
舞台挨拶には田中をはじめ、共演する岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、白鳥玉季、ともさかりえ、オリジナル脚本も手がけた今泉力哉監督(「パンとバスと2度目のハツコイ」「愛がなんだ」)が登壇。全国41スクリーンで封切られた。
本作でモテ男を演じた田中は「いやあ、モテるなあって。なんで、こんなにモテるんだろうって」と照れ笑い。しかし、「ふと気づいたんですけど、実はそこまでモテていなくて……。思いを告げたら満足できちゃうというか、恋愛に発展する前の“練習台”みたいな好意の寄せられ方」と今度は苦笑いを見せ、「きっと、彼特有の優しさというか、押しの弱さがあるんだと思う」と分析した。
そんな田中の分析に、キャラクターの生みの親でもある今泉監督は「最初はここまでモテるキャラじゃなかったんですけど、(脚本を)書いているうちに、(恋愛の)矢印が田中さんに向いていった」と明かし、「もしも、単にものすごくモテる男だったが、嫌なやつになっていたはず」と話していた。
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