永瀬正敏×窪田正孝×小西桜子が奇妙なキャラクターを体現 「ファンシー」メインビジュアル
2019年12月28日 13:00

[映画.com ニュース]永瀬正敏が主演し、窪田正孝と小西桜子が共演した映画「ファンシー」のメインビジュアルと場面写真3点が、このほどお披露目された。元彫師の郵便配達員、ロマンティストな詩人、そして詩人のファンの女性が織りなす、奇妙な三角関係の一端がおさめられている。
「あさってDANCE」「BLUE」「ありがとう」などで熱狂的なファンを獲得し、「レッド Red」で第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞に輝いた漫画家・山本直樹氏による異色の短編作品「ファンシー」を実写映画化。本作でデビューを飾る廣田正興監督がメガホンをとり、ハードなセックスとバイオレンスに満ちた描写とともに、現実と幻想の狭間で揺れる男女3人の関係をスリリングにあぶり出す。
物語の舞台は、時が止まったかのような地方の寂れた温泉街。彫師の鷹巣明(永瀬)は、昼間は郵便配達員として働き、町外れの白い家に住む若き詩人・ペンギン(窪田)にファンレターを届けている。鷹巣とペンギンはなぜかウマが合い、毎日他愛のない会話を楽しんでいた。ある日、ペンギンのもとに彼の熱狂的なファンである月夜の星(小西)が「妻になりたい」と押しかけてくる。時を同じくして、町ではヤクザの抗争など血生臭い出来事が続発。やがて鷹巣、ペンギン、月夜の星という、交わるはずのなかった3人の関係は、激しく危うげに捻れていく。
メインビジュアルには、1日中サングラスをかけている謎めいた鷹巣、被り物をしているペンギン、彼を盲目的に慕う月夜の星が醸し出すミステリアスな雰囲気が閉じこめられている。さらに、原作で鷹巣がペンギンに放つ「だって おまえじゃ どうしようもないじゃないか。」というセリフも。性的不能のため、月夜の星と体を重ねることができないペンギンに、鷹巣が冷たく現実を突きつける言葉だ。やがて、鷹巣と月夜の星は激しい情事に身を焦がし、物語は動き出す。
場面写真には、郵便配達のバイクにまたがり煙草をふかす鷹巣、鷹巣に背後から抱きしめられた月夜の星、膝を抱えるペンギンを活写。それぞれの愛を探し求めるエキセントリックなキャラクターたちの表情が確認できる。
「ファンシー」には、そのほか田口トモロヲ、宇崎竜童、深水元基、長谷川朝晴、坂田聡、榊英雄、佐藤江梨子、外波山文明らも出演。2020年2月7日から東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。
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