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仏大統領が即反応 ユゴー傑作の舞台、パリ郊外の町の現実を描いた「レ・ミゼラブル」予告編

2019年12月19日 12:00

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「レ・ミゼラブル」の一場面
「レ・ミゼラブル」の一場面
(C)SRAB FILMS LYLY FILMS RECTANGLE PRODUCTIONS

[映画.com ニュース]本年度のカンヌ国際映画祭で審査員を賞受賞、第92回アカデミー賞国際長編映画賞フランス代表、第77回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネートされた「レ・ミゼラブル」の日本版予告編が公開された。

ビクトル・ユゴーの傑作「レ・ミゼラブル」で知られ、現在は犯罪多発地区の一部となっているパリ郊外のモンフェルメイユが舞台。犯罪防止班に配属された地方出身の警察官ステファンが、粗暴な態度で市民に権力を行使する同僚、そして荒廃した同地の現状を目の当たりにする物語。

モンフェルメイユで生まれ育ち、現在も同地に暮らす、新鋭ラジ・リ監督の初長編監督作。自身がこの街で体験してきた出来事を圧倒的な緊迫感とスタイリッシュな映像で見事に描き切り、スパイク・リー監督が、アメリカにおけるプロモーションのサポートを買って出ている。

先月公開された本国フランスでは公開からわずか17日で同国の観客動員数100万人を突破。自国が抱える問題をリアルに描き、社会で居場所を失った“ミゼラブル(悲惨)”な弱者と世界の現状を反映した本作。マクロン大統領も鑑賞し、政府に「映画の舞台となった地域の生活条件を改善するためのアイデアを直ちに見つけて行動を起こす」よう求めたという。

予告編映像では、ひとりの少年が街に滞在するサーカス団のライオンの子供を盗むという“些細ないたずら”が、それまで均衡を保っていた街のグループ同士による対立の引き金となり、次第にステファン達自身が窮地に追い込まれていく様子を捉えていく。“何か”を撮影していたドローンの存在、少年を追って街じゅうを激走するステファンたち、3人を待ち受ける少年たちの反撃が徐々に過激化していく様子、「怒ることでしか表現する方法がない」という警官に向けられるショッキングなセリフなど、この街が“ミゼラブル(悲惨)”な様相を呈していく様子を捉えていく。

2020年2月28日から、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国順次公開。

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