“土方歳三”岡田准一が剣を構える! 原田眞人監督「燃えよ剣」映像&ビジュアル初披露
2019年12月13日 07:00
[映画.com ニュース] 「関ヶ原」の原田眞人監督と岡田准一が再タッグを組み、司馬遼太郎氏による伝説の幕末小説を映画化する「燃えよ剣」の公開日が、2020年5月22日に決定。あわせて、予告編(https://youtu.be/a4n_14nhGrI)と特報(https://youtu.be/vIs_1r4Q5C0)、ティザービジュアル、場面写真が一挙にお披露目された。
新選組副長・土方歳三を主人公に、近藤勇、沖田総司といった新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代“幕末”を描いた「燃えよ剣」。累計発行部数が500万部を突破した大ベストセラーとして知られ、66年には、市村泰一監督によって実写映画化されている。原田監督版では、岡田が土方を演じるほか、柴咲コウ(お雪役)、鈴木亮平(近藤勇役)、山田涼介(沖田総司役)、伊藤英明(芹沢鴨役)の出演も決定している。
予告編は、新選組の象徴となる“誠”の旗が掲げられるシーンからスタート。土方が「新選組副長」と勇ましく名乗る場面をはじめ、局長・近藤勇が隊士たちに力強く発破をかけ、一番隊組長・沖田総司はさっそうと剣を構える。さらに、初代筆頭局長・芹沢鴨の豪快な剣豪ぶり、土方との緊張感あふれる対峙シーンも描出。また、新選組の名を全国に知らしめた「池田屋事件」をはじめ、鳥羽・伏見の戦い、五稜郭の戦いがとらえられている。
ティザービジュアルは、燃えさかる炎のなか、名刀・和泉守兼定を顔の前に構えた土方の姿を活写。凛々しくこちらを見すえる瞳に、彼の信念の強さがうかがえる。また、土方の生き方になぞらえた「時代を追うな。夢を追え。」というキャッチコピーは、激動の幕末と同様、変革の世を生きる現代の人々へのメッセージとなっている。
「燃えよ剣」は、20年5月22日に全国公開。