「mellow」でモテ男を演じた田中圭、年下共演者の熱視線にノックアウト!?
2019年12月10日 21:59

[映画.com ニュース] 田中圭が主演し今泉力哉監督がメガホンをとった恋愛群像劇「mellow」の完成披露舞台挨拶が12月10日、東京・新宿バルト9で行われ、田中をはじめ共演した岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、今泉監督が登壇した。
「愛がなんだ」「アイネクライネナハトムジーク」の今泉監督が、滑稽さやかっこ悪さも含め、ありのままの恋愛の姿を描き出すオリジナルストーリー。街で1番お洒落な花屋「mellow」と廃業寸前のラーメン屋を舞台に巻き起こる、“不器用な片思いたちの物語”を紡ぐ。
田中は完成した作品への思いを問われ、「メロウな気持ちですよ」となぜかドヤ顔。今泉監督から「『今日何回メロウって言うんだよ!』って思われちゃいますよ」とツッコまれたものの、「『mellow』の完成披露を、メロウな皆さんとメロウな記者さんたちと迎えられて……、メロウな気分ですよ」と胸を張った。ヒロイン役の岡崎は、「初日から田中さんはフランクで本当に優しい方で、現場に入っても緊張せずリラックスしていられたのは田中さんのおかげ」と笑顔を見せ、田中は「よせやい(笑)」と返すなど、和気あいあいとした様子を見せた。
「パンとバスと2度目のハツコイ」に続き今泉監督とタッグを組んだ志田は、「『パンバス』でも『mellow』でも、スタッフの皆さんがあたたかくて優しい方しかいないので、今泉さんの現場がとっても好きです。今泉さんはどの役に対しても平等に愛情を注いで丁寧に向き合ってくださるので、安心して楽しめました」と述懐し、田中は「めっちゃ良いこと言うじゃん。ちょっと反省しました」としょんぼり。本作で映画初出演を果たした松木の「皆さんの笑顔を見たら『うまくできるかも、頑張ろう』って思える、メロウな雰囲気が流れた素敵な現場でした」というコメントに、田中は「メロウの使い方、天才か! また反省しました、この短時間で」と再び肩を落とし、会場は笑いに包まれた。
オリジナル作品の製作に当たり、自由度が高かったために最初は全く脚本を書けなかったという今泉監督。「書くのにめちゃくちゃ苦労して。締め切りを2、3回飛ばしたので、人生で初めてプロデューサーから『ホテルとりますか?』って言われて。このご時世にホテルに缶詰めさせられた(笑)」と語る。「僕ら全員が経験したことがある、見過ごしてしまうような小さな気持ちを寄せ集めている脚本でした」という田中に、今泉監督は「(田中演じる)夏目誠一は、僕が勝手にいい人みたいに理想化していたけど、田中さんが人間らしく広げてくれた」と賛辞をおくった。
花屋の店主で周囲の女性から好意を寄せられるモテ男・夏目を演じた田中。「彩良ちゃんとエレナちゃんから、『好き』っていう思いが宿ったキラキラした目で見つめられて……、お芝居中はどうにか踏ん張るんですけど、カットがかかったらすぐに(恥ずかしくて)目を逸らしてた。『そんなキラキラした目でおっちゃんを見ないで』みたいな(笑)」と撮影エピソードを告白し、「2人の姿を見ると『こんな頃があったな』と皆さんも思うはずです」とアピールした。
「mellow」は、2020年1月17日から東京の新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント