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佐久間由衣「吐きそうです」 初主演作「隠れビッチ」舞台挨拶に緊張

2019年12月7日 15:21

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舞台挨拶に立った佐久間由衣
舞台挨拶に立った佐久間由衣

[映画.com ニュース] あらいぴろよ氏のコミックエッセイを映画化した「“隠れビッチ”やってました。」の公開記念舞台挨拶が12月7日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の佐久間由衣大後寿々花小関裕太森山未來三木康一郎監督が出席した。

見た目は清楚だが、思わせぶりな言動で男を翻ろうする「隠れビッチ」な女性・ひろみの恋模様を描いた。12月6日に全国28スクリーンで封切り。本作が映画初主演となった佐久間は「ホッとした気持ちと、さみしい気持ち」と複雑な胸中を明かし、緊張で「吐きそうです」とも。それでも「初主演がこの『隠れビッチ』で良かったと心から思います。皆さんに育てていただいた」と強い思い入れを示していた。

大後演じるシェアハウスの同居人・彩とのケンカシーンについては「細かい指示があり、何度も何度もNGを出してしまって。何とかOKをいただきましたが、移動車で大泣きしました」。一方、大後は「監督から『本気でやらないと、おわんないよ』と言われたので、ケガしない前提で本気でやろうと。私の方が、背が低いので『ここはサルになろうと。何をされても離さないように』と思った」と激闘を振り返った。

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小関は、佐久間をバイクの後ろに乗せて走行するシーンに触れて「今言えるんですけど、当時はペーパードライバーの域で(笑)。怖いなと内心ドキドキしていた」とまさかの告白。佐久間は「知らなかったです。知らなくて良かった」と安どの表情を浮かべた。また、森山は「実直な現場で、心地よかった」と話していた。

旅猫リポート」「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」で知られる三木監督は、本作の企画を手がけたセントラルアーツの代表取締役で、昨年11月に他界した名物プロデューサーの黒澤満氏を追悼。「初めてご一緒できて、楽しみだったが、撮影中にお亡くなりになって。僕としては、この場を一緒に迎えたかった」としみじみ語っていた。

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