ディカプリオ、アマゾン森林火災を巡るブラジル大統領の発言に反論
2019年12月4日 11:00

[映画.com ニュース] 俳優のレオナルド・ディカプリオが、アマゾン火災を巡るブラジル大統領の発言に対し反論する声明を発表した。
奔放な発言から「熱帯のトランプ大統領」の異名を持つブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領はこのほど、自身の支持者に対して、アマゾンの熱帯雨林火災はブラジルに対する国際的な破壊行動によるものだと説明。さらに、破壊工作をする組織にディプリオが寄付を行っているとし、「このレオナルド・ディカプリオという男は格好いいよな。アマゾンを燃やすために金を払っている」と発言した。
ボルソナーロ大統領はこれまでも、Facebookのライブ配信で「レオナルド・ディカプリオよ、おまえはアマゾンを燃やしている連中と協力している」とも発言していたが、いずれの場合も根拠を示していない。
こうした批判に対して、ディカプリオは自身のインスタグラムで声明を発表。ボルソナーロ大統領が批判している団体に資金援助をしておらず、今後もアマゾンの森林を守るための活動を続けていくと述べている。
ディカプリオの声明は以下の通り。
「アマゾンの森林が危機を迎えているいま、私はブラジルの自然と文化遺産を守るために活動している現地の人々を支援しています。彼らは環境を守るための責務と情熱を持ちあわせた、素晴らしく、感動的で、謙虚な人たちです。かけがえのないエコシステムの将来が危機を迎えているいま、これらを維持する活動を行う団体を支援できることを誇りに思っています。なお、非難されている団体に関しては、支援価値はあるものの、私たちは資金援助を行っていません。アマゾンの森林を未来のすべてのブラジルの人々のために守るため、絶え間ない活動を行っている先住民のコミュニティや地方政府、科学者、教育者、一般市民のみなさんを引き続き支援していく所存です」
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