玉城ティナ、女優としての成長認められ「うれしい」 宇宙人、地獄少女の次は?
2019年11月16日 14:22
[映画.com ニュース] 人気アニメを実写映画化した「地獄少女」の公開記念舞台挨拶が11月16日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の玉城ティナをはじめ、橋本マナミ、楽駆、森七菜、仁村紗和、大場美奈、藤田富、白石晃士監督が出席した。
2005年に第1期が放送され、ドラマ、書籍、ゲーム、舞台など幅広く展開された人気オリジナルテレビアニメ「地獄少女」を実写映画化。「深夜0時に開く秘密のサイト『地獄通信』に依頼すると、恨みを晴らしてくれる」地獄少女こと閻魔あい(玉城)が、依頼人の報復を代行する。11月15日に全国103スクリーンで封切られた。
難役を演じきった玉城は「ほっとした気持ち」と心境を語り、「閻魔あいは今まで演じたことがない役なので、(役作りへの)アプローチも違う形で取り組ませてもらった」と述懐。「いっぺん、死んでみる?」など地獄少女ならではの決めセリフも多く「そのときは、1回もまばたきはしていない。我慢していると、目がどんどん乾いてきて、コンタクトレンズの視点が合わなくなった」と苦労を語り、「人間じゃない役は意外とやっていて(笑)、宇宙人も演じていますし、これで宇宙と地獄はやったので、他に何ができるかなと考えている」と夢を広げていた。
「貞子vs伽椰子」に続き、玉城とタッグを組んだ白石監督は「すばらしい役者さんになっていて、今回はほとんどお任せでした。玉城さんが作ってきたキャラクターも、どんぴしゃで。演技については何も言っていない。頼もしかったです」と女優としての成長を絶賛。当の玉城は、「何も言われなさ過ぎて不安でした。嫌われているのかなって(笑)。でも、そう思ってくださり、うれしいです」と笑顔を見せていた。
橋本は原作屈指の人気キャラクター・骨女を演じ「当初は私が演じるということで、賛否もあり不安だったが、監督が『大丈夫だから』と言ってくださり。今のところ、批判は届いていません」と安どの表情。ただ「濃厚なキスシーンがあり、頑張ったがカットされた」と恨み節も。地獄少女を呼び出す女子高生役の森は「今日も8人中3人(玉城、橋本、楽駆)が妖怪ですけど……、私は一番普通というか、平凡なので、皆さんに共感してもらえるように普通さを大切にした」と話していた。
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