間宮祥太朗「殺カレ死カノ」の魅力は女性の美しさ、監督は「間宮くんも美しい」と太鼓判
2019年10月29日 19:43

[映画.com ニュース] SNS漫画家・世紀末氏の人気4コマ漫画を実写映画化した「殺さない彼と死なない彼女」が10月29日、第32回東京国際映画祭の特別招待作品として、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、ダブル主演の間宮祥太朗と桜井日奈子、監督・脚本を手がけた小林啓一(「逆光の頃」)が舞台挨拶に立った。
退屈な学生生活を送り、「殺す」が口癖になっているスマホ依存症の無気力な高校生・小坂れい(間宮)と、ネガティブで自傷癖をもつが心優しいクラスメイト・鹿野なな(桜井)が織りなすラブストーリーを描く。

間宮は「SNSの発達もあり、今の時代は僕も含めて、個人が大人数を相手にしないといけないと錯覚している。実際には、自分と特別な誰かだけでいいし、そういう存在の尊さが伝われば。見る前、見た後で少しだけ何かが変わっていれば幸せ」とアピール。見どころを聞かれると、「監督は女性を撮るのが上手。きっと2時間満足できるはず」と答え、小林監督からは「間宮くんも美しく撮ったつもり」と太鼓判が押された。

今回が初の映画祭参加となった桜井は「昨日(のレッドカーペット)は、自分が使いものにならないくらい緊張していた」と反省しきり。撮影中は入念なリハーサルが行われたといい「撮影初日ですが、私が演じる鹿野ななは、5時間ゴミ箱をあさり続けていた」と明かしていた。本作については「どんな自分でも認めてくれる、誰かひとりがいれば大丈夫だよと教えてくれる」と話していた。
小林監督は長編映画デビュー作「ももいろそらを」が、第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」で最優秀作品賞に輝いており、「帰ってきたなという気持ちで感慨深いです」。間宮、桜井を「繊細な演技をしているので、そこに注目して見てもらえれば」と客席に売り込んでいた。
第32回東京国際映画祭は、10月28日~11月5日に六本木ヒルズ、東京ミッドタウン日比谷などで開催。
関連ニュース





【アマプラ6月配信まとめ】「変な家」が見放題配信!「四月になれば彼女は」「プロフェッショナル」「ソウルの春」も
2025年5月29日 15:00

映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス