ウィル・スミス、今年2度目の来日!「ジェミニマン」は「映画に革命を起こした」と自信
2019年10月17日 23:30

[映画.com ニュース]凄腕の殺し屋が自身のクローンと対決するアクション大作「ジェミニマン」で主演を務めるウィル・スミス、メガホンをとったアン・リー監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが10月17日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた同作のジャパンプレミアに出席した。
引退を決意した伝説のスナイパー、ヘンリー(スミス)と彼のDNAから誕生したクローン刺客が対決。最新のVFX技術によって、「ウィル・スミスVS若きウィル・スミス」が争うという革新的なアクションシーンが実現した。
5月に「アラジン」のプロモーションで日本の地を踏み、これが今年2度目の来日となったスミスは、日本語で「皆さん、こんにちは!」と挨拶し、「この前はアラジンだったけど、今回はもっともっと楽しいよ」とファンに感謝の意。100パーセントCGIで生み出された“23歳の自分”と共演した気持ちは「本当に奇妙だった」と明かし、「今は経験も積んだし、知識もあるから、若い頃の純粋さやナイーブさを表現したかった」。念願だったというリー監督とのタッグが実現し「20年近い夢がかなったよ。美しいショックともいうべき作品で、監督は映画に革命を起こした」と自信を示した。
「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」で知られるリー監督は6年ぶりの来日で、「まさに映像技術における未開の地に踏み入った感覚。不可思議でミステリアスだが、同時にわくわくするような挑戦だった」と本作の完成にしみじみ。また、先日発生した台風19号について「私は台湾出身なので、お気持ちはわかります。一刻も早い復興を願っています。心は常にともにあります」と被災地への思いを語ると、同じく6年ぶりの来日となったブラッカイマーも「台風の報道を聞き、心を痛めています。心からのお見舞いを申し上げます」とメッセージを送った。
ジャパンプレミアには吹き替え声優を務めた江原正士、山寺宏一、菅野美穂が出席した。現在のスミスの声を担当した江原は「僕が今まで演じた中で、一番渋くて重いウィル・スミスさんです」と役作りを語り、かたや若いスミスを演じる山寺は「今回は(アラジンと違って)歌はなかったんですけど(笑)、先ほどウィルさんも話していた繊細さを意識した」と話していた。
「ジェミニマン」は10月25日から全国公開。
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