菅野美穂“2人のウィル・スミス”に挟まれ感動「レジェンドサンドイッチ!」
2019年9月26日 16:05

[映画.com ニュース]女優の菅野美穂が9月26日、都内で行われた米映画「ジェミニマン」の公開アフレコに出席した。ハリウッド実写映画の吹き替え声優に初挑戦し「すでにすばらしい世界観ができあがっているので、お邪魔しないよう(作品の)良さを伝えるお手伝いができれば」と控えめに意気込みを語った。
引退を決意した伝説のスナイパー、ヘンリー(ウィル・スミス)と彼のDNAから誕生したクローン刺客が対決する。「ウィル・スミスVS若きウィル・スミス」が争う衝撃的な姿を、「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」で知られるアン・リー監督が映画化する。
菅野はヘンリーとともに謎の秘密組織“ジェミニ”に立ち向かう潜入捜査官ダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)を演じ「声の演技は苦手で……。(映像に)合わせるのはもちろんですが、キャラクターの設定に合わせて低い声を意識した」。劇中では、現在のスミス本人とフルCGで“生み出された”23歳のスミスが共演しており「すごい時代になったなと。アクションもすごいですし、新しい映画の体験です。たまげますよ!」と太鼓判を押した。
公開アフレコには、ヘンリーの声を務める江原正士、クローンを演じる山寺宏一が登壇。ともに、スミスの吹き替え声優として知られ、菅野は「ウィルとウィルに挟まれた、レジェンドサンドイッチに感動しています」と満面の笑み。両名とともにマイクに向かい「いい思い出になりました」と話していた。
「もしも自分のクローンに狙われたら?」と問われると、菅野は「相手は若くて勢いがありますから、経験で対抗したいなと。きっと(相手に)隙間があるので」。ベテラン声優の江原は「走りが違いますからね(笑)。あっという間に追いつかれて、ボコボコにされちゃうかも」と笑いを誘い、ディズニー映画「アラジン」に続きスミスの声を担当する山寺は「ハートが弱いんで、悪口言われるとへこんじゃう。だから、若い自分のメンタルを攻めたいですね」と対抗手段を明かしていた。
「ジェミニマン」は10月25日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント