有毒ガスが高層ビルに襲いかかる! 韓国サバイバルパニック「EXIT」予告編完成
2019年10月14日 12:00
[映画.com ニュース] 韓国で940万人以上を動員するサバイバルパニック映画「EXIT」が11月22日から日本で公開されることになり、予告編と場面写真が初披露された。
主演は、「建築学概論」や「EXO」のD.O.との共演作「あの日、兄貴が灯した光」で注目を集めた俳優チョ・ジョンソクと、「少女時代」のユナ。ユナは今作が映画初主演となる。
舞台は、原因不明の有毒ガスが突如蔓延し始めた韓国の都心部。事態を知らない主人公ヨンナム(チョ・ジョンソク)は、大学時代に思いを寄せていた山岳部の後輩(ユナ)と再会し、胸を躍らせていた。しかし状況が一変、地上から上昇してくる有毒ガスから逃げるため、地上数百メートルの超高層ビル郡を走り、登り、跳ばなければいけなくなる。
予告編では、無職・恋人なしの冴えない主人公が、憧れの後輩との再会に浮かれるさまをとらえたコミカルなシーンから一転、トラックから大量の有毒ガスが噴射。ガスを吸った人々が次々に倒れ、パニックに陥る街の様子が映し出される。事態に気付いた主人公らは、上昇してくる有毒ガスから逃れるため、街一番の高層ビルを目指し、ビルの隙間を飛び越え、命綱なしでビルの壁をよじ登る。映像には「世界の果てまでイッテQ!」でお馴染みの立木文彦によるナレーションが挿入され、緊迫感のある仕上がりとなっている。
山岳部出身という役どころを演じるにあたって、主演のふたりは撮影の数カ月前からロッククライミングや登山技術を学び、スタントチームとともにワイヤーアクションの猛稽古を敢行。持ち前の高い身体能力と鍛え上げた技術で、リアリティを実現した。さらに、本作のもうひとつの主役ともいえる有毒ガスは、今作が長編初作品となるイ・サングン監督とプロダクション・デザインのチームが、本物のガスが構造物をどのように移動するかを検証し、総力を挙げて作り出した。
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