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現代の労働問題描く ケン・ローチ最新作「家族を想うとき」の90秒予告&場面写真

2019年10月11日 08:00

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日本の現状にも通じる労働問題がテーマ
日本の現状にも通じる労働問題がテーマ
(C)Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019

[映画.com ニュース] 第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されたケン・ローチ監督最新作「家族を想うとき」の90秒予告と場面写真が公開された。

2016年の第69回カンヌ国際映画祭出品作「わたしは、ダニエル・ブレイク」で、「麦の穂をゆらす風」に続く2度目の最高賞パルムドールを受賞し、ローチ監督は映画界からの引退を表明していた。しかし、引退宣言を撤回し、グローバル経済が加速する中で変わっていく人々の働き方と、現代の家族の姿をテーマに撮り上げた。

マイホーム購入の夢をかなえるために、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキー。母アビーはパートタイムの介護士として、時間外まで1日中働いている。家族を幸せにするはずの仕事が、家族との時間を奪っていき、高校生の長男セブと小学生の娘のライザ・ジェーンは寂しい想いを募らせてゆく。そんななか、リッキーがある事件に巻き込まれる。個人事業主とは名ばかりで、理不尽なシステムによる過酷な労働条件に振り回されながら、家族のために働き続ける父。そんな父を支えようと互いを思いやり懸命に生き抜く母と子供たちを描く。

「ウーバーイーツ」の配達員が労働組合を結成し話題になったギグエコノミー(インターネットを通じて単発の仕事を受注する就労形態)、24時間営業のフランチャイズ店や長時間労働など日本の現状にも通じる問題を提起する意欲作だ。

家族を想うとき」は、12月13日から、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

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