二階堂ふみ、共演した「生理ちゃん」との再会喜ぶも「暑い日は近くにいるとイヤかも」
2019年10月7日 07:00
累計2000万PVを超えるウェブコミックが原作で、生理を擬人化したキャラクター・生理ちゃんが女性たちの悩みと向き合っていくユニークな物語。二階堂は、「女性の体の中で起きることが題材ですが、男性対女性ではなく、大事なのは自分と違う人が抱えている悩みや苦しみに寄り添いながら理解してあげること」と説いた。
時には腕っぷしも使う生理ちゃんとの共演には、「短い撮影期間で、最初は背負ったりしてウッてなることもあったけれど、あと何日かで会えなくなると思うと寂しくなった」と愛着が湧いた様子。この日も久しぶりの再会を喜んだが、「今日のような涼しい日は気持ちよく一緒にいられそうだけれど、10月とは思えない信じられないくらい暑い日は近くにいられるとイヤかも」と冗談めかした。
共演の伊藤沙莉は、「自分に自信がない瞬間は背中を押してくれるし、癒されました。おんぶはイヤだけれど、一心同体だから私の負の感情をすべて担ってほしい」とないものねだり。松風理咲は、「寮生活で独り言が多くなっているので、話し相手になってほしい。あとは朝が弱いので起こしてほしい」と現実的な願望を明かした。
品田俊介監督は、「生理への理解度が浅いのはしようがないので、準備でいつも以上に女性の知人らにリアルな経験や悩みを聞き、それを作品に反映できるよう心掛けた」と強調。そして、客席を見渡し「女性ばかりだと想像していたけれど、男性の方もけっこういて感慨深い。子どもから大人まで幅広く見てもらえるとうれしい」と自信を深めた様子だった。
「生理ちゃん」は、11月8日から全国で順次公開される。
(C)吉本興業 (C)小山健/KADOKAWA
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