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「ぼくのエリ」原作者による新作「ボーダー」 孤独な2人の運命的な出会いを捉えた本編映像

2019年10月2日 15:00

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社会から疎外された2人の運命的な出会い
社会から疎外された2人の運命的な出会い
(C)Meta_Spark&Karnfilm_AB_2018

[映画.com ニュース]「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者ヨン・アイビデ・リンドクビストが自身の原作をもとに共同脚本を手がけ、第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリを受賞した北欧ミステリー「ボーダー 二つの世界」の本編映像の一部が公開された。

主人公は、醜い容姿のせいで孤独と疎外感を抱える税関職員ティーナ。映像は、入国税関ゲートで勤務中のティーナの前に奇妙な旅行者ヴォーレが現れ、ふたりが初めて出会う場面を捉えたもの。これまで嗅覚だけで人々が隠し持つ様々な違法なものを見つけてきたティーナは、近づいてくるヴォーレから本能的に“何か”を感じ、いつも通りカバンを開けて中身を調べるが、証拠は見つからない。ティーナは“何か”の正体を突き止められないまま、審査をパスさせる。ヴォーレを前にしてティーナのまぶたや鼻や口は小刻みに動き、ヴォーレのまっすぐな視線に耐えられなくなる様子など、ティーナの“心の揺れ”を映した重要なシーンだ。

アッバシ監督は、毎日撮影前に4時間かけて分厚いシリコンマスクを装着しながらティーナを演じたスウェーデン人女優エバ・メランデルについて、「エバは、厚いシリコンマスクを身に着けてない人たちよりもはるかに表現力豊かだった。非常に細心の注意を払って細部に重点を置く真の完璧主義者で、彼女は自分の気持ちやパフォーマンスにアプローチするために、“これの20%、あれの30%”などというレベルでの正確さを持っていたんだ」と、ティーナの特殊メイクをものともせず、ティーナの繊細さを熱演した、メランデルの緻密な表現力を絶賛している。

醜い容姿のせいで孤独と疎外感を抱える税関職員ティーナには、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分けるという特殊能力があった。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ボーレと出会う。ボーレに対し本能的に何かを感じたティーナは彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にボーレに惹かれていくティーナだったが、ボーレにはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった。

ボーダー 二つの世界」は、10月11日からヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開。R18+(18歳未満入場不可)指定。


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