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志らく、「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」を推測「キング色強そう」

2019年9月22日 20:33

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落語家の立川志らく
落語家の立川志らく

[映画.com ニュース] 落語家の立川志らくが9月22日、米映画「ドクター・スリープ」の公開を記念し都内で行われた「シャイニング北米公開版」の特別試写会でトークショーに出席した。

1980年に日本公開されたスタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」の40年後を描く物語が「ドクター・スリープ」。志らくは「シャイニング」を公開後の名画座で見たそうで、「時流に乗ったこけおどしではなく、来るぞ、来るぞと思わせて脅かす、記憶に残る上品な驚かせ方をする」と評した。

しかし、当時は原作のスティーブン・キングが気に入らず、自ら脚本を書いてテレビドラマ化したほど。だが、「ドラマも確かに面白いが、映画的にはキューブリックの天才的な演出の勝ち」と断じた。

ドクター・スリープ」の予告編とキングの「ゾッとする恐怖の世界をお楽しみに」というコメント映像も上映。志らくは、「きっとキング色が強くなるんでしょうね。自信作ということでしょう」と推測した。

キング原作の映画はかなり見ているそうで、「ミザリー」や「ミスト」など恐怖色が強い作品がお気に入り。一方、「スタンド・バイ・ミー」や「ショーシャンクの空に」など感動作も残しているため、「本当は怖い方が好きなのか、感動ものがやりたいのか、それとも両方ともいけるのか、当人に聞いてみたい」と話した。

本業の落語だけでなく、「キネマ旬報」で20年連載を持つなど映画通としても知られる志らく。だが、最近はTBSの情報番組「ひるおび!」のコメンテーターなど多忙を極め、「年間300~400本見ていた時代もあったが、今は本当に見られない。それが一番つらい」と嘆いていた。

ドクター・スリープ」は、40年前のホテルでの惨劇を生き残ったダニーが、周囲で起こった児童連続殺害事件の目撃者の少女に導かれ、再びそのホテルの謎と立ち向かう恐怖を描く。主演はユアン・マクレガー。11月29日から全国で公開される。また、「シャイニング北米公開版」の4KウルトラHD版のDVDが10月30日に発売される。


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