「セント・エルモス・ファイアー」がテレビドラマ化
2019年9月15日 14:00
[映画.com ニュース] 1985年の青春映画「セント・エルモス・ファイアー」(ジョエル・シュマッカー監督)をテレビドラマ化する企画が進行中だと、米Deadlineが報じている。
「セント・エルモス・ファイアー」は、大学を卒業したばかりの友人グループが、キャリアや恋愛、社会人としての責任と直面し葛藤する姿を描く青春群像劇。デミ・ムーア、ロブ・ロウ、エミリオ・エステベス、アンドリュー・マッカーシー、アリー・シーディーら「ブラット・パック」と呼ばれた80年代の人気若手俳優が豪華共演を果たしている。
批評家からは酷評されたものの興行的には成功し、現在では青春映画の古典のひとつとなっている。共同脚本を手がけたシュマッカー監督は、この作品をきっかけにハリウッドのトップ監督となり、「ロストボーイ」「フラットライナーズ」「依頼人」「バットマン フォーエバー」「評決のとき」「フォーン・ブース」といった大作映画を手がけることになった。
米NBCはこのほど、テレビドラマ版「セント・エルモス・ファイアー」のパイロット版の脚本執筆をソニー・ピクチャーズ・テレビジョンに発注。脚本を執筆するのは「私はラブ・リーガル」の企画・制作総指揮を務めたジョシュ・バーマンで、物語の設定を現代にアップデートするという。
過去10年以上にわたり、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンは「セント・エルモス・ファイアー」のテレビドラマ化を企画しており、これまでに米ABCやE!などで準備を行ったものの実現には至らなかった。