中井貴一&三谷幸喜監督、“最後のお願い”街頭演説!「中井貴一を男にしてやってください」
2019年9月5日 19:17

[映画.com ニュース] 記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメディ「記憶にございません!」の公開直前“最後のお願い”街頭演説イベントが9月5日、東京・西武新宿ペペ前広場で行われ、主演の中井貴一、共演するディーン・フジオカと小池栄子、脚本と監督を務める三谷幸喜が熱烈アピールを展開した。
三谷監督の長編映画監督8作目。史上最低の支持率を叩き出した総理大臣・黒田啓介(中井)が思わぬ事故で、一切の記憶を失い、金と権力に目がくらんだ悪徳政治家から善良な普通のおじさんに変ぼう。首相秘書官・井坂(ディーン)、事務秘書官・番場のぞみ(小池)らのサポートを受け、真剣に「この国を変えたい」と職務を全うしようとする。

駆けつけたファンを見おろし、バルコニーから挨拶した中井は「失礼ながら、上から話すと、本当にその気になるもんですね」とご満悦。映画のアピールを求められると「わたくし、まだ(映画を)見ておりません! どう伝えたらいいかわからないです」とぶっちゃけ演説で笑いを誘い、「もう映画はできちゃっていますけど(笑)、暗いニュースが多いなか、世知辛いことを忘れられるはず。2時間楽しむ気持ちで、ぜひ劇場に足を運んでもらえれば。心よりお待ち申し上げております」と“支持”を求めた。
一方、三谷監督は「国民の皆さん! 映画は娯楽です。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん。みんなが楽しめるのが、本来の映画の姿だとわたくしは思います!」とプロ顔負けの大演説。主演を務めた中井の演技を「うそがない」と評し、「そんな彼の新しい代表作を一緒に作ろうではありませんか。どうか、中井貴一を男にしてやってください」と声を張り上げた。

本作の興収が2019年邦画実写No.1になったあかつきには「わたくしの次回作、監督9作目を上映する映画館のポップコーンを3%増量します」と“公約”も飛び出し、これには中井も「それはすばらしい」と賛同。そんな二人の丁々発止に、「中井さんは昔、本当に政治家だったんじゃないかと錯覚した」(ディーン)、「撮影は楽しい思い出しかない」(小池)とにんまりしていた。
「記憶にございません!」は、9月13日から全国東宝系で公開。石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市ら豪華キャストが顔をそろえる。
(C)2019 フジテレビ/東宝
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