「ロジャー・ラビット 」のアニメーターが死去
2019年8月22日 09:00

[映画.com ニュース]実写とアニメを合成したことで当時大きな話題を集めた1988年作品「ロジャー・ラビット」(ロバート・ゼメキス監督)においてアニメーション監督を務めたリチャード・ウィリアムズ氏が英ブリストルの自宅で他界したと、バラエティが報じている。享年86才。
カナダのトロントで生まれたウィリアムズ氏は、1958年に発表した短編映画「The Little Island」で注目を集め、1971年の短編映画「A Christmas Carol」でアカデミー賞を受賞。その後、「ピンク・パンサー」シリーズのタイトルシークエンスを手がけた。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのロバート・ゼメキス監督による実写とアニメを合成した野心作「ロジャー・ラビット」においては、14カ月もの年月をかけて実写映像にアニメーションを加えた。その功績が讃えられ、アカデミー賞で視覚効果賞と特別賞を受賞している。
ウィリアムズ氏は後進の指導にも積極的で、90年代にディズニーやピクサー、ILM、ドリームワークス、ワーナーでティーチインを実施。また、2001年にはアニメ教本「The Animator’s Survival Kit」を発表している。
PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート