池松壮亮、本気で前歯を抜こうとしていた!「宮本から君へ」新場面写真
2019年8月14日 11:00
2018年4月から放送されたドラマ版では、原作の前半を映像化。映画では、後半部分をベースに物語が繰り広げられる。「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子哲也監督が、ドラマに続きメガホンをとり、文具メーカーで働く宮本とヒロイン・中野靖子(蒼井優)が、究極の愛の試練を克服していく姿を追う。
披露された写真をよく見ると、宮本の前歯がないことがわかる。本作では、愛する人のために“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む宮本の奮闘が描かれており、それは前歯を折られるほど過酷ということが見受けられるとともに、宮本の気概を感じさせる。劇中では前歯を折られた状態でのシーンも多く、池松は当初自らの歯を抜くつもりだったが、原作者である新井氏の説得により思いとどまったという。
22歳の春に原作と出合い、自分のために描かれたんじゃないかと思うほどの衝撃を受けたという池松は「僕自身は宮本になれなかった側の人間ですが、できれば宮本のようにありたかった。映画では『宮本から君へ』という題材を借りて、今の時代に対して今やるべき“反撃”をしなければならないと思いました」と、本作に込めた思いを語っている。
「宮本から君へ」は9月27日から全国公開。R15+指定。
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