ウェズリー・スナイプス、リブート版「ブレイド」主演のマハーシャラ・アリを祝福
2019年8月1日 19:30
[映画.com ニュース]米マーベル・スタジオによる「ブレイド」再映画化のニュースにファンが沸き立つなか、オリジナル「ブレイド」3部作で主演を務めたウェズリー・スナイプスが、米Wrapを通じてコメントを発表した。
人間とバンパイアの血を継ぐブレイドは、世界制覇を目論む悪しきバンパイアたちを抹殺すべく、バンパイア・ハンターとして戦う孤高のダークヒーロー。ニューライン・シネマがスナイプスを主演に迎え製作した映画シリーズ3作品「ブレイド」(1998)、「ブレイド2」(2002)、「ブレイド3」(04)は、いずれも大ヒットを記録している。
13年に映画化権を取り戻していたマーベル・スタジオは、米サンディエゴで行われた世界最大級のポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」で、2度のアカデミー賞に輝くマハーシャラ・アリ主演によるリブート版「ブレイド」の製作を発表し、多くのファンを驚かせたが、スナイプスは「正気を失っているデイウォーカー(日光の下でも活動できることから、ブレイドのような混血はそう呼ばれる)の諸君、まあ落ち着きたまえ。俺も確かにビックリはしたが、いいことじゃないか!」とポジティブなコメントでファンをなだめた後、2代目ブレイドとなるアリに、「美しく才能豊かなマハーシャラ・アリへ、サラーム&おめでとう。この先長きにわたって君の素晴らしい演技を堪能するのを楽しみにしているよ。インシャラー(アッラーの思し召しによって)・・・いつか共演しよう」と、アラビア語を交えた粋な祝福のメッセージを贈った。
リブート版「ブレイド」の公開時期は現時点で未定だが、今回コミコンで発表されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)「フェーズ4」のラインナップには含まれていないことから、「フェーズ5」に突入する2022年以降までお預けとなりそうだ。