新海誠監督「天気の子」、ランキング“4冠”達成! 公開11日で早くも興収40億円突破
2019年7月29日 19:45

[映画.com ニュース] 新海誠監督の最新作「天気の子」の大ヒット御礼舞台挨拶が7月29日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、原作と脚本も手がけた新海監督、主人公の少年少女を演じる醍醐虎汰朗と森七菜、共演する本田翼、小栗旬が夏らしい浴衣姿で登壇した。
7月19日に全国359館448スクリーンで封切られ、公開11日目で動員300万人、興収40億円を突破。依然、2016年に公開された前作「君の名は。」(最終興収250.3億円)を上回る好調ぶりで、週末動員ランキング2週連続の首位に輝いた。
また、新海監督による原作小説が、オリコン週間文庫ランキングで1位を獲得。ロックバンド「RADWIMPS」による主題歌「愛にできることはまだあるかい」&アルバム「天気の子」はオリコン週間デジタルランキングでダブル1位の快挙を達成し、“4冠”を果たした。
挨拶に立った新海監督は「ようやく、この映画がお客様のものになったんだなと実感している。自分でエゴサーチもするんですけど(笑)、いろんな声が届いているので、こんな風に広がっていけば」とさらなる飛躍に期待。「すごく幸せです」(醍醐)、「本当にうれしいですね。やはり、新海さんの力はすごい」(森)と主演ふたりも喜びの声をあげた。
小説について話題が及ぶと、本田は「えっ、新海さんが書いているんですか?」と驚きの表情。新海監督は「知らなかったんですか? あとで差し上げますよ」と苦笑いだった。また、小栗は「高校の同級生から『今までの声優で、一番良かった』と言われた(笑)。V(ビデオ)コンテで、新海さんの声が表現していること以外、特に何もしていない。それくらい、お上手なので、声優をやればいいのに!」と話していた。
天候の調和が狂っていく時代に、離島から東京にやって来た家出少年の帆高(醍醐)と、「祈るだけで空を晴れにできる」不思議な力を持つ少女・陽菜(森)が運命に翻ろうされながら、自らの生き方を選択する。第44回トロント国際映画祭(9月5~15日開催)のスペシャル・プレゼンテーション部門に出品されることになり、新海監督は「すごくありがたいこと。生まれ育った風土を掘り下げながら、映画を作っているが、それが広い世界につながっていると思うと、やはりうれしいです」と感謝を示した。
フォトギャラリー
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ