高畑充希、恐縮しきり…… 星野源の両目にまんじゅうヒット!
2019年7月23日 20:24

[映画.com ニュース] 「超高速!参勤交代」シリーズの脚本を手がけた土橋章宏氏の時代小説を映画化した「引っ越し大名!」の完成披露試写会が7月23日、都内で行われ、主演を務める星野源をはじめ、共演する高橋一生と高畑充希、犬童一心監督(「のぼうの城」)らが出席した。
国替えの陣頭指揮をとる“引っ越し奉行”に任命されてしまった姫路藩書庫番・片桐春之介(星野)が、幼なじみで武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋)や前任の引っ越し奉行の娘・於蘭(高畑)の知恵を借りながら、わずか3カ月で無理難題だらけの一大プロジェクトを成し遂げようとする。
約6年ぶりの映画主演を果たした星野は「脚本が面白くてしょうがなくて、すぐに出たいですとお伝えした。本を読むのが好きで、職場の書庫に引き込まっている侍という設定が面白い」と出演を即決したと明かし、「それに自分が大好きなことを消さず、逃げずに、どんどん(存在が)大きくなる主人公というのは、今までの時代劇では見たことない。最後はすごく感動します」とアピールした。
共演の高橋も「源ちゃんと同じで、とにかく脚本が面白く、実際にとっても楽しい作品に仕上がった」と手応え十分。劇中では、約3メートルの槍を手にした殺陣にも挑んでおり「先端ほど重くなるので、振り回していると怪我をしないかドキドキだった」と振り返った。
一方、高畑は「撮影の序盤で源さんに、おまんじゅうを投げつけるシーンがあるんですけど……」と明かし、「1回目が右目にヒットしてしまって、『あっ、やべー』って。気をつけながら、投げたら、2回目は左目に(笑)。『あっ、終わったな』と思いましたね」と恐縮しきり。当の星野は「まさか、両目にバチンとくるとは(笑)。まんじゅうって痛いんですね」と笑いで、高畑をフォローした。
「ここだけの話、とても面白いです」と自信を示す犬童監督は、「子どもの頃から娯楽時代劇を楽しんでいた。大人になった今、スターがキラキラした、心に残る時代劇を作って、もう1回、自分でも楽しみたかった」と本作への強い思い入れを語っていた。完成披露試写会には、共演する及川光博、小澤征悦、正名僕蔵、飯尾和樹が同席。「引っ越し大名!」は8月30日から全国公開される。
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