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市村正親、「ミュウツーの逆襲」観賞の愛息2人と「いつか共演したい」

2019年7月13日 14:24

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全国408スクリーンで公開
全国408スクリーンで公開

[映画.com ニュース] 人気アニメ映画シリーズの最新第22作「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の公開記念舞台挨拶が7月13日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。

1998年の第1作「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」を3DCGで再映画化し、12日に全国408スクリーンで公開。この日は声優を務めた市村正親小林幸子山寺宏一松本梨香、レイモンド・ジョンソン、小林とともに主題歌を歌う中川翔子湯山邦彦榊原幹典両監督が登壇した。

21年ぶりに伝説のポケモン・ミュウツーの声を担当した市村は、「21年前はこの世に存在していなかった息子2人も客席に来ています。ミュウツーの力は偉大だな」とご機嫌。「昔の映画を見ていた人が、僕をあこがれの目で見るようになった。21年前は、そんなに注目されていなかったのに」とおどけ、会場の笑いを誘った。

ミュウツーは、ミュウの遺伝子から人間が作り出したコピーのため、自身のコピーがいたらどうするかという質問には、「まさにコピーの2人が見ていますから」と再び愛息に手を振って笑顔。「いつかは一緒に共演してみたい」と期待をにじませた。

同じく21年ぶりにボイジャーの声を当て、主題歌「風といっしょに」を歌う小林は「皆さんが21年たっても心の中で愛してくれてうれしい。この映画と主題歌がずっと残りますよう、宝物として歌っていきます」と新たな意欲。自身のコピーについては、「2人でデュエットしたり、自分のステージを自分で見てみたいですね」と話した。

主人公サトシ役の松本は、「22年前にテレビが始まり、その1年後に映画になったけれど、3DCGなんて考えられなかった。一生懸命頑張っていると、素敵なことが起こるんだと思いました」と感慨深げ。テレビアニメは14日の放送で1081回となり、「これからも作品に寄り添って頑張っていきます」と宣言した。

初日のレイトショーをあばれる君らと見に行ったという中川は、「大人が皆、目からハイドロポンプになっていた(泣いていた)。小林幸子さまと主題歌でご一緒できて幸せでした。生きてきて良かった」と興奮気味。第1作でミュウの声を務めて以来、22作連続でゲスト声優として出演している山寺は、「久々にミュウをやって、初心に帰りました。たくさんの笑顔と会うことができてうれしく思います」と客席に呼びかけ、ジョンソンと一緒に「オッハー」の声を合わせた。

湯山監督は、「途中でどうなるのか、完成するのかという時期もあったが、お客さんに見てもらうことで、きょうがひとつの完成の日です」と満足げ。CGを担当した榊原監督も、「100人以上のスタッフとコツコツ積み上げてきた結果です。見ていただけてうれしい」としみじみ話した。

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