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村上虹郎&芋生悠、豊原功補&小泉今日子プロデュースの外山文治監督作にW主演

2019年7月4日 13:00

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和歌山を舞台に、先の見えない逃避行を描く
和歌山を舞台に、先の見えない逃避行を描く
(C)2020 ソワレフィルムパートナーズ

[映画.com ニュース] 村上虹郎芋生悠(いもうはるか)がダブル主演を務め、外山文治監督がメガホンをとるオリジナル映画「ソワレ」が2020年に公開されることがわかった。豊原功補小泉今日子、外山監督らが立ち上げた映画製作会社「新世界合同会社」のプロデュース作品第1弾となる。

此の岸のこと」がモナコ国際映画祭2011の短編部門で5冠を獲得し、「燦燦 さんさん」がカナダの第38回モントリオール世界映画祭に正式招待された外山監督の最新作。和歌山県出身で「御坊日高映画プロジェクト実行委員会」を組織したプロデューサー・前田和紀氏の依頼を受けた外山監督が、同県の名所・道成寺にまつわる「安珍清姫伝説」を織りこんだオリジナル脚本を執筆し、御坊市、日高地方、和歌山市の横断ロケを敢行した。

フランス語で「日が暮れた後の時間」「夜会」、劇場用語で「夜公演」を意味し、豊原が「誰もが心の奥底に秘める癒えることのない傷や大切な思いを“一夜かぎりのソワレ(夜会)”に閉じ込め、次のまた新しい朝を迎え歩き出す」というメッセージをこめたタイトル「ソワレ」。役者を目指す青年・岩松翔太(村上)は、生まれ育った海辺の街の高齢者施設で演劇を教えている。しかし、ある事件をきっかけに、施設で働く山下タカラ(芋生)と先の見えない逃避行を繰り広げることになる。

此の岸のこと」に感銘を受け、本作のプロデュースに至ったという豊原は「唸るような繊細さと躍動をあわせ持つ村上虹郎、儚げでありつつも芯のある瞳の奥へと惹きつける芋生悠、この2人の疾走する生命の瞬間を捉えさせたらどうなるのかと、とても胸がざわつく思いです」と期待をこめる。小泉は「実存と幻想を行き来するような2人の眼差しや透明感はいつか失われるかもしれない儚さの元に醸し出されるものかもしれません。そんな今の2人をそのままこの映画に閉じ込められたらと思います」と物語を紐解く。

ある船頭の話」「楽園」が控える村上と、オーディションで100人以上の中からヒロインに抜てきされた芋生は、「きっと僕らが体感したことのない色やリズムによって未知なる感情とその旋律に出会えることと予言致します」(村上)、「ダブル主演の村上虹郎さんは、目の前にするとより一層すごみを感じます。絶対にこの人には嘘をつきたくないと思う何かがあります。心を裸に。一緒に演じられるのが楽しみです」(芋生)と胸中を明かす。外山監督は「これまで流行に背を向けて、『生活者』の心の在りようを撮り続けてきました。時代が大きく変化し、作品主義・作家主義を今いちど掲げられる時に、この度の機会とご縁を頂くことができましたことを大変嬉しく思います」と喜びを語った。

ソワレ」は7月末にクランクアップを予定し、20年に全国で公開。7月18日から「Makuake」でクラウドファンディングがスタートする。

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