此の岸のこと
劇場公開日:2017年8月26日
解説
故・蜷川幸雄による55歳以上の団員で構成された演劇集団「さいたまゴールド・シアター」の団員が、老老介護の厳しい現実に直面した夫婦を演じる短編作品。長年にわたる妻の介護生活の果てに、自身も体を患い、妻よりも先が長くないことを悟った夫。最後に彼が求めたのは、かつて夫婦で撮影したスナップ写真に写った妻と自分の笑顔だった。監督は吉行和子主演の「燦燦 さんさん」で長編監督デビューを果たした外山文治。夫婦役を「さいたまゴールド・シアター」の遠山陽一、百元夏繪が演じる。「映画監督外山文治短編作品集」と題し、外山監督の手がけた短編「わさび」「春なれや」とあわせて劇場公開。
2010年製作/30分/日本
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2019年6月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
短編作品第3弾。
歳老いた老夫婦の日常を描いた物語 。2人のみで生活し、嫁さんの方が介護必要により旦那さんが身体に鞭打って介護する。そんな旦那さんもとうとう脳に病気が見つかり・・・
あっそうそう、今回有名人は出ません。
人である故避けては通れない話であるのだが、何かと息苦しい映画。なんせ台詞が無い!!
何故全編台詞を無くしたのか?
老夫婦2人きりの孤独にて行き詰まった感を出したいのは分かりますが、何かと盛り過ぎ。
ラストは苦悩の末に行くお約束ファンタジーか?
バカか?
これ短編だぞ?尺忘れたか?
話積み上げてもいないのにお涙なんか流れんぞ?
他の短編2つが現実路線を貫いた意味が無くなった。
これだけは駄目でした。
怒りがこみ上げてきた!😡
2018年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
淡々と繰り返される出口のない老老介護の日々を、セリフもなく、緊張感を保ったままで描いてあり、まるでドキュメンタリーを見ているような気持ちになる。
だがラストにそのドキュメントが現実ではなく物語であったことを分かる、緊張感のある作品だった。
老人介護を世に示す映画としてはいいと思うが、感動するところもない。惜しい。
2017年10月14日
Androidアプリから投稿
老々介護の果てに自らも衰えて行く旦那と嫁の話。
台詞が無いのは構わないけれど、無理矢理に喋らせないのは不自然なだけだし、言いたいことは伝わってくるが、演技力が乏しくクドい上にオーバーな演出が残念過ぎ。
良い話なんだけどね…そこまでしなくてもちゃんと伝わるから。