「ぼくのエリ」の衝撃再び 美しく切ない北欧ミステリー「ボーダー 二つの世界」日本版ビジュアル
2019年7月2日 16:00

[映画.com ニュース] 昨年の第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリを受賞した「ボーダー 二つの世界」の日本版ビジュアルが公開された。様々な動物達に囲まれ佇む主人公ティーナとともに「わたしは心を嗅ぎ分ける」というキャッチコピーが配置されている。
人並外れた嗅覚を持ちながらも、容姿のせいで孤独と疎外を強いられる女性ティーナ。国境の税関に勤める彼女は不気味な男ヴォーレとの出会いにより、己の人生を変えるような事件に巻き込まれていく。
イラン系デンマーク人の新鋭アリ・アッバシ監督と、“スウェーデンのスティーブン・キング”と称され「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者としても知られるヨン・アイブィデ・リンドクビストが自身の原作を共同で脚本を手掛けた本作は、カンヌの第2コンペティションである「ある視点部門」でグランプリを受賞。さらに第54回スウェーデン・アカデミー賞では作品賞ほか最多6部門を受賞。本年度アカデミー賞スウェーデン代表作品にも選出され、メイクアップ&ヘアスタイリング賞でオスカーノミネートを果たした。米映画評論サイトRotten Tomatoesでは満足度驚異の96%を記録するなど、各国から称賛を持って受け止められている。
本作の原作「Grans」も収録されているリンドクビストの短篇集「ボーダー 二つの世界」が、9月下旬(予定)に早川書房より邦訳刊行される。本作以外に、「ぼくのエリ 200歳の少女」「モールス」の続編にあたる注目作「Let the old dreams die」(邦訳タイトル「古い夢を死なせてあげて(仮)」)を含む全11編が収録される。
10月11日から、ヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷他全国で公開。
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