吉田鋼太郎、1日5回エゴサーチ? 亡き大杉漣さんの役どころ引き継ぐ
2019年6月22日 16:30

[映画.com ニュース] オンラインゲームを通した父子のきずなを描き、書籍化、ドラマ化もされたブログを実写映画化した「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の公開記念舞台挨拶が6月22日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。
実話をもとにした人気ブログを、スクウェア・エニックスの全面協力を得て映画化。主人公のアキオは、突然退職し、単身赴任先から戻ってきた父の本音を知ろうと、自分の正体を隠して、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を誘い出すことに。「光のお父さん計画」と名付けたゲーム上の親子の“共闘”は、やがて家族も知らない父の素顔を明らかにしていく。6月21日に全国106スクリーンで封切られた。
舞台挨拶にはアキオを演じる主演の坂口健太郎、父親役の吉田鋼太郎をはじめ、共演する佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見、監督を務めた野口照夫(実写パート)、山本清史(ゲームパート)が出席した。

映画が好評を得ていると紹介されると、坂口は「SNSで面白かった、感動したという温かい言葉を見つけることができて、この作品に携わる者として改めてうれしい。ありがたいことに、ネタバレもしないでくれている(笑)」と安どの表情。「映画そのものも、温かく優しい内容。父と息子、親子の愛や友情が皆さんの心に響く作品になっている」とさらなる飛躍に期待を寄せた。
吉田もSNSなどで映画の評判をチェックするそうで、「1日5回はエゴサーチしている」と告白。以前放送されていたドラマ版では、亡くなった大杉漣さんが父親を演じており「当初は『吉田鋼太郎、どうなんだ』ってつぶやきも目にしていたので、おびえていました。でも、今は『吉田鋼太郎も良かった』と言ってくださる声が多くてホッとしている」。さらに「公開日が『ザ・ファブル』と重なっておりますが(笑)、こちらが勝ってるんじゃないかと思っております」とライバル作を引き合いに、自信を示した。
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