脚本家マックス・ランディスに性的暴行疑惑 所属エージェンシーは契約を解除
2019年6月21日 08:00

[映画.com ニュース] 「クロニクル」「エージェント・ウルトラ」の脚本家マックス・ランディスに、性的暴行疑惑が持ち上がった。
米情報サイトDaily Beastは6月18日(現地時間)、ランディスによる性的虐待および精神的苦痛を伴う心理操作の被害にあったという女性8人の告発を掲載。実名で名乗り出た2人のうちの1人であるアニ・ベイカーさんは、ランディスと短期間交際したのち別れを切り出したが、圧力をかけられ嫌々ながらも肉体関係を続けた。交際中のある時には、ふざけてお尻を軽く叩いた途端にランディスが豹変し、首を絞めながら脅されたこともあったという。
デビッド・エアー監督、ウィル・スミス主演によるNetflixオリジナル映画「ブライト」(17)以降、脚本家としてのクレジットが途絶えているランディスをめぐっては、数年前からセクハラ容疑を唱える声がSNS上で広がっていた。#MeToo時代と呼ばれる現在、ハリウッドがセクハラ問題にかつてないほど過敏に対応するなか、米バラエティによれば、「早いうちに悪の芽を摘む」かのごとく、所属エージェンシーのCAAは契約の解除に踏み切ったという。
また、脚本を手がけたクロエ・グレース・モレッツ主演の新作アクションホラー「Shadow in the Cloud(原題)」ではプロデューサーから名前が外され、ランディスによる脚本の映画化権を獲得した米MGMが、イドリス・エルバ主演で製作予定だった超常現象スリラー「Deeper(原題)」も、同スタジオのラインナップから取り消されるなど、早くも影響が見え始めている。
ランディスの脚本によるSFアクション「クロニクル」(12)でメガホンをとったジョシュ・トランク監督は、今回の報道を受け、「マックスに関する告発記事は、100%事実だと確信している。『クロニクル』の撮影時にセット出禁を宣告して以来、彼とは口も聞いていない。たくさんの女性たちに対する非道な行いの数々を読んで、吐き気がした」と自身のTwitterでランディスを糾弾した。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

パディントン 消えた黄金郷の秘密
【“最高&最幸”の一作】ありがとう、そして…さようなら!? 感涙の結末は絶対に映画館で…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタツアー”は行くべきなのか?
【忖度なしレビュー】「ハリポタ」ファンが徹底検証!! ここはGWに行くべきか?楽しめるのか?
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

超暴力的・超過激・コンプラ全無視
【地上波では絶対無理!】狂キャラたちが常軌を逸した大暴れ! つべこべ言わずに観てみろオラァ!!
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

GWに人類終了のお知らせ
【サメ!ゾンビ!ガメラ!】狂った名作・怪作が無料大量放送!! ありがとう“GWの夜”が決まった!
提供:BS12

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【最速レビュー】“「アベンジャーズ エンドゲーム」以来の最高傑作”が出た!? 絶対観たほうがいい!
提供:ディズニー