J・J・エイブラムス、ワーナーメディアと超大型契約
2019年6月19日 14:00

[映画.com ニュース] ヒットメーカーのJ・J・エイブラムスが、ワーナーメディアと超大型契約を結ぶことが確定したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
エイブラムスの製作会社バッド・ロボットは、2006年から映画はパラマウント・ピクチャーズ、テレビドラマはワーナー・ブラザース・テレビジョンとファーストルック契約を結んでいる。いずれの契約も20年に満了を迎えることから、エイブラムスは昨年から新たなパートナーを探していた。
映画こそ本数は多くないものの、話題のテレビドラマを次々と放ってきたエイブラムスだけに、ワーナーメディアをはじめ、コムキャスト、ソニーといったメディア複合企業から、Netflix、アマゾン、アップルまでが招聘活動を展開。アップルとソニーは最終候補に残ったようだが、メディア複合企業をエイブラムスが優先したことから、約1カ月前にワーナーメディア(旧タイム/ワーナ-)がトップに浮上したという。契約年数は不明だが、バッド・ロボットには史上最高額となる5億ドルもの契約料が支払われる見込みだという。
エイブラムスとバッド・ロボットは、ワーナーメディア向けに映画、テレビドラマ、デジタル配信向けに新たなコンテンツの企画開発を行うことになる。ちなみに、Netflixはヒットメーカーのライアン・マーフィを3億ドル、ションダ・ライムズを1億ドルで獲得。ワーナー・ブラザース・テレビジョンは、「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」「SUPERGIRL/スーパーガール」といった人気ドラマを手がけるグレッグ・バーランティと4億ドルで契約している。
エイブラムス監督は現在、12月20日世界公開「スター・ウォーズ ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」の編集中。テレビドラマでは、HBO「ウエストワールド」、Hulu「キャッスル・ロック」に加え、HBO向けに「Demimonde(原題)」と「They Both Die at the End(原題)」を準備中。さらに、アップル向けにスティーブン・キング原作の「リーシーの物語」(ジュリアン・ムーア主演)、米シンガーソングライター、サラ・バレリス企画の「Little Voice(原題)」、ジェニファー・ガーナー主演「My Glory Was I Had Such Friends(原題)」にも着手している。

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