堤真一、“教え子”柳楽優弥のおねだりでハグも「なんやねん、これ」
2019年6月15日 16:31

[映画.com ニュース] 俳優の堤真一、柳楽優弥らが6月15日、映画「泣くな赤鬼」の公開記念舞台挨拶を東京・バルト9で行った。堤は昨年夏の撮影を「改めて暑い夏を思い出し、若い人たちに交じっての仕事はいい経験になって、僕自身も成長できた」と万感の思いで振り返った。
高校の野球部監督で、末期がんを宣告された元教え子と向き合う役どころ。「中学は野球部で、その監督がめちゃくちゃ怖かった。ほんまに殴られたし、台本を読んでその先生をイメージして演じたので見ていただきたかったのですが、つい2カ月ほど前に亡くなってしまいました」としみじみ話した。
映画は14日に全国で公開されたが、「うちの社長が見に行ったら、10人くらいしかいなかったって言っていました。これは言うなっちゅう話ですね」と独りノリツッコミ。兼重淳監督から、ロケ地の群馬では「メン・イン・ブラック インターナショナル」「アラジン」を抑えトップスタートだったことを知らされると、「こういう人間を描く作品は、客があまり入らない。少しでも多くの方に見ていただきたいので、良かったと思った方は紹介してください」と訴えた。
公開を記念し、客席にゴム製のボールを投げ入れる“始球式”も実施し、キャッチした観客に登壇者全員のサイン入りボールを手渡し。その観客が竜星涼のファンだと聞くと「握手してもらい」とお節介を焼き、竜星も握手に加えハグもするサービスで応えた。
がん宣告を受ける元生徒役の柳楽は、「人間をしっかり描く作品に参加でき、堤さんと先生と生徒になれたことがうれしかった」と感慨深げ。そして「最後なので、ハグしてもらっていいですか」と堤におねだり。2人は壇上でしっかり抱き合ったが、堤は「なんやねん、これ」とツッコミ、照れることしきりだった。
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