ドゥニ・ビルヌーブ監督「デューン」スピンオフをドラマ化
2019年6月13日 11:00

[映画.com ニュース] 作家フランク・ハーバートのSF小説「デューン 砂の惑星」シリーズを映画化する新作を撮影中のドゥニ・ビルヌーブ監督が、スピンオフとなるドラマ「Dune: The Sisterhood(原題)」も手がけることがわかった。
米バラエティによれば、ドラマは米ワーナー・メディアがシリーズ化にゴーサインを出しており、ビルヌーブ監督がパイロット版のメガホンをとるほか制作総指揮を務める。
原作は、デューンと呼ばれる砂に覆われた惑星アラキスを舞台に、抗老化作用を持つ香料メランジを巡る戦いと権力闘争を描く壮大な叙事詩で、1984年にデビッド・リンチ監督が「砂の惑星」として映画化している。
米ワーナー・ブラザース製作、ビルヌーブ監督でリブートする新作映画「デューン(原題)」は、主人公をティモシー・シャラメが演じるほか、レベッカ・ファーガソン、デビッド・バウティスタ、ステラン・スカルスガルド、シャーロット・ランプリング、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・モモア、ゼンデイヤ、オスカー・アイザック、チャン・チェンといった豪華キャストが結集。2020年11月20日全米公開が予定されている。
ドラマ「Dune: The Sisterhood(原題)」は、ビルヌーブ監督の映画で共同脚本を務めているジョン・スペイツがパイロット版を執筆。ベネ・ゲセリットと呼ばれる、身体と精神を支配する驚くべき能力をもつ女性たちが、帝国による封建政治や陰謀を巧みにすり抜けながらある計画を進め、惑星アラキスに向かうというストーリーのようだ。ワーナー・メディアが立ち上げる新ストリーミングサービスで配信される。
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