唯一無二の超変態狂騒劇! 伊藤健太郎×玉城ティナ「惡の華」特報&ビジュアル完成
2019年6月11日 08:00

[映画.com ニュース] 累計発行部数300万部を突破した押見修造氏の漫画を実写映画化する「惡の華」の公開日が9月27日に決定した。あわせて、ティザービジュアルと特報映像もお披露目。暴走する青春が凝縮され、唯一無二の“超変態狂騒劇”を予感させる仕上がりとなっている。
“絶望”をテーマに主人公の鬱屈とした青春を紡いだ同名漫画を、井口昇監督のメガホン、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られる岡田麿里の脚本で実写化。人気急上昇中の若手俳優・伊藤健太郎が座長を務め、「地獄少女」(11月公開)も控える玉城ティナ、数百人以上のオーディションを勝ち抜いた秋田汐梨、多岐にわたって活躍の場を広げている飯豊まりえが出演している。
詩集「惡の華」への憧れを抱える中学2年生の春日高男(伊藤)は、ある日クラスのマドンナ・佐伯奈々子(秋田)の体操着を見つける。誰もいない放課後の教室。胸の高鳴りを抑えきれずにいたその時、春日は人の気配を感じ、咄嗟に体操着を掴み逃げ出してしまう。クラスの問題児・仲村佐和(玉城)が、その一部始終を目撃していた。「ばらさない代わりに、私と契約しよう」。こうして2人の、奇妙だが甘美な共犯関係が始まった。
ティザービジュアルは「僕は変態なんかじゃ…ない」という春日、「クソムシが」と言い放つ仲村を活写。注目すべきは、背景となっている教室だ。ひっくり返ったイス、墨汁まみれの黒板、壁に書き殴られた本能丸出しの落書きが強烈なインパクトを放っている。特報映像は、原作でも印象的な「うっせー、クソムシが」という仲村のセリフでスタート。春日が佐伯の体操着の匂いを嗅ぎ、大雨のなか半裸で雄叫びを上げているという衝撃的な姿だけでなく、“中学時代編”のハイライトである深夜の教室を破壊するシーンも収められている。
また、伊藤らをとりまく全キャストも発表された。どんどん変態性が開花していく春日を心配しつつも見守る両親役に鶴見辰吾と坂井真紀、仲村の両親役に高橋和也と黒沢あすか、祖母役を2月に亡くなった佐々木すみ江さん、佐伯の母親役として松本若菜が登場。クラスメイトには北川美穂、佐久本宝、田中偉登とフレッシュな顔ぶれが揃った。
「惡の華」は、9月27日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。6月14日より、ティザービジュアルのデザインを使用したオリジナルポストカードセット(2枚組:数量限定)が付くムビチケが発売される。
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画「惡の華」製作委員会
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