品田誠監督が藤原季節を主演に迎えた最新作「鼓動」は“二人の夢の始まり”
2019年6月6日 10:00
[映画.com ニュース] 「不感症になっていくこれからの僕らについて」で第12回田辺・弁慶映画祭の映画.com賞を受賞した品田誠監督が、藤原季節主演で撮り下ろす最新作「鼓動」が今月中の完成を目指し、現在仕上げ作業に入っている。このほど場面写真が公開された。
品田監督は、役者としてキャリアをはじめ、初監督作品「ノンフィクション」、続く「マヨネーズラブ」で国内映画祭などに入選。その後「Dear」も高い評価を得て、「不感症になっていくこれからの僕らについて」が第12回田辺・弁慶映画祭で映画.com賞を受賞した。俳優としては、「Lemon&Letter」にて海外映画祭で2度の最優秀主演男優賞を受賞。池袋シネマロサで出演・監督作品を一挙上映する「the face」第一弾に選ばれ、監督・俳優の両面で注目を集めている。
最新作の「鼓動」は、品田誠が今まで見聞きしてきた物語の中でも、特に語られたがっていると感じた物語を選び、映画にしたもの。本作は実際に起こった出来事や人物からインスパイアされた。「素晴らしいキャストとスタッフに語ってもらい、更なるドラマが生まれていきました。日常に潜む身近で小さな音を、今一度感じてもらえるような作品になることを願います」と品田監督。
主人公・ミツルを演じるのは、初の主演連続ドラマ「すじぼり」がU-NEXTにて6月21日より配信予定の藤原季節。ほかに出演映画「アイネクライネナハトムジーク」、主演映画「のさりの島」などが控えている注目の若手俳優だ。「初めて品田誠に会ったのは僕が二十歳の時だった。あれからたったの6年、たったの6年が恐ろしいほど長く、そしてあっという間だった。僕らはギリギリの握力で映画にしがみついて、未だ夢を見ながらお互いの道を歩いてきた。その道が交わって品田誠と映画を作った時、もっと大きな夢を見た。まだまだ映画にしがみついてやると決心した。これは僕らの始まりです」と藤原は熱い思いを述べている。
もう一人の主人公・高橋には、演劇集団円、文学座養成所出身で、多くの映画、ドラマに出演しているベテラン俳優の入江崇史。さらに、石井隆、塩田明彦、入江悠といった監督作品に出演してきた桝田幸希、映画「ギャングース」「チア男子!!」など注目作への出演が続く菅原健が共演。他にも芦原健介、長谷川千紗、三枝翠が脇を固めている。
なお本作は、6月28日からテアトル新宿で開催される「田辺・弁慶映画祭セレクション2019」でお披露目予定だが、クラウドファンディングのMOTIONGALLERYで制作費の一部と劇場公開に必要な宣伝費の支援を募っている(https://eiga.com/official/motion-gallery/#kodo)。
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