新「バットマン」はロバート・パティンソン!

2019年6月3日 18:35


ロバート・パティンソン
ロバート・パティンソン

[映画.com ニュース] 「猿の惑星」シリーズのマット・リーブス監督がメガホンをとる「ザ・バットマン(原題)」に「トワイライト」シリーズで知られるロバート・パティンソンが主演し、新バットマン役に正式決定したと米Deadlineが報じている。

同作は、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」「スーサイド・スクワッド」「ジャスティス・リーグ」の3作品でバットマンことブルース・ウェインを演じてきたベン・アフレックが監督、主演を務める予定だったが、アフレックが主演に集中したいと監督を降板。その後、リーブス監督が就任すると、脚本が若き日のウェインに焦点を当てる内容に大幅に書き替えられたため、アフレックは今年2月にバットマン役からの卒業を表明していた。

パティンソンはリーブス監督の希望であったことから最有力とみられていたが、米ワーナー・ブラザースは「X-MEN」シリーズでビーストことハンク・マッコイ役を演じたニコラス・ホルトと決めかねていたという。そしてこのほど、スタジオ内でふたりのテスト撮影が行われ、ワーナーはパティンソンと出演交渉を行う決断を下したという。

「ハリー・ポッター」シリーズのセドリック役を経て、「トワイライト」シリーズのエドワード・カレン役に抜擢され、世界的スターとなったパティンソン。その後、「コズモポリス」(デビッド・クローネンバーグ監督)、「ディーン、君がいた瞬間」(アルトン・コルベイン監督)、「ハイ・ライフ」(クレール・デュニ監督)など野心作に出演し、演技の幅を広げている。現在は、クリストファー・ノーラン監督の最新作「テネット(原題)」に出演することが発表されている。

ワーナーは「ザ・バットマン(原題)」を皮切りに新3部作の立ち上げを企画しているため、出演交渉では続編2作の契約条件についても話し合われることになる模様。プロデューサーは「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」のディラン・クラークが務め、年内にクランクイン。2021年6月25日の全米公開を予定している。

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