「パピヨン」チャーリー・ハナムの筋肉美映像入手
2019年6月1日 11:00
[映画.com ニュース]“脱獄映画の金字塔”として知られる名作を、「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナム、「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレックの共演でリメイクする「パピヨン」が6月21日に公開される。このほど、独房でのパピヨンの日々を切り取った本編映像を映画.comが入手した。恐怖の独房で過ごすパピヨンを演じたハナムが、やせ細りながらも筋トレを課し鍛え上げた肉体美を披露している。
作家アンリ・シャリエールが無実の罪で投獄された実体験をもとに執筆した小説を原作に、無実の罪を着せられた終身刑囚パピヨンと偽札作りの天才ドガに芽生える友情と、命をかけた脱獄劇。
また、俳優ふたりとマイケル・ノアー監督による談話も公開され、名作の再映画化についてノアー監督は、「僕にとってこれは希望と友情の話だ。少なくとも、僕はそんな映画を作ろうとし、優れた映画と比較されることを恐れてはいなかった。本のテーマは、今もタイムリーに感じられる」「敗者復活、それにブロマンス」とその意図を明かす。
スティーブ・マックィーンとダスティン・ホフマンの名演で知られる前作。プレッシャーはなかったかという問いに、今作のふたりは「もちろん、躊躇は感じたよ。また作る意味はあるのか、だとしたら、僕らはさらに何を言おうとするのかを考えた。どんなふうに違う映画にできるのか、もっと時代に合わせるために何ができるのかなどもね。だが、僕はいつも監督を重視する。映画というのは監督がリードする芸術だ。僕は、このプロジェクトが生まれるずっと前から監督のファンだった。僕は、彼独特のセンスが好き。とてもモダンな視点を持っていると思う。その視点でこの話が語られるということに、僕は興味を感じたんだ」(ハナム)、「僕も同じだ。監督、チャーリーとこの映画について話し合いを始めた途端に、躊躇や迷いは吹き飛んだよ。彼は、独自の視点を持っている。それが一番の関心事になったんだ」(マレック)と、監督独自の視点にほれ込んだと説明した。
「パピヨン」は6月21日から、東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。
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