ハリウッド版「ゴジラ」最新作、前作超え&興収40億円狙える好スタート!
2019年5月31日 22:10

[映画.com ニュース]ハリウッド版ゴジラ映画の第2弾「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が5月31日、全国363館431スクリーンで封切られた。東宝によると初日興行は、2014年に公開された前作「GODZILLA ゴジラ」(興収32億円)対比で142%を記録。興収40億円を狙える好スタートを切った。
前作から5年後を舞台にゴジラに加え、キングギドラ、ラドン、モスラといった神話時代の怪獣たちが次々に復活し、“王”の座をかけた壮絶な戦いを繰り広げる。渡辺謙が未確認生物特務機関「モナーク」の芹沢猪四郎博士役を続投。「X-MEN:アポカリプス」「スーパーマン リターンズ」の原案を担当してきたマイケル・ドハティが、脚本とともに監督を務め、世界82の国と地域での公開が決定している。
東京・TOHOシネマズ日比谷では、初日舞台挨拶を行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた芦田愛菜、木村佳乃、田中圭が登壇した。科学者のマーク・ラッセル(カイル・チャンドラー)役で吹き替えに初挑戦した田中は、「ゴジラ? っていうか、カイル・チャンドラー?って思いました」とオファーを回想。実年齢が20歳近く離れた役どころで、「技術的にも大変ですが、やっぱり年齢差が(笑)。大丈夫なのかなと思いました」と恐縮しきりだった。
また、アフレコ時を振り返り「おふたり(芦田と木村)の声はまだで、謙さんの声だけが入っていたんですが、『やっぱり、格が違うな』と……。僕でいいんですかと(関係者に)聞いてしまった」と再び恐縮。それでも「同じお父さんの気持ちをぶつけてほしいと言われ、根性論で乗り切りました」と胸を張った。
「王(キング)の覚醒」という宣伝コピーにちなんだトークでは、木村が「シン・ゴジラ」をきっかけに同じ庵野秀明監督の代表作である「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズを薦められたと明かし「コミックを大人買いして読み終わったが、すごく面白かった。DVDも買っているので、いつ見ようかなと」と“エヴァ”への覚醒に胸躍らせた。
また、芦田は「今まで犬派だったんですが、最近、お友だちの家にお泊りしたのをきっかけに、猫派に覚醒しました。ずっとついて来て、ドアの前で待っている姿がかわいくて」とほっこりエピソード。日本語吹き替え版では、芦田が反抗期の少女マディソン(ミリー・ボビー・ブラウン)、木村がその母で物語の鍵を握る学者エマ・ラッセル(ベラ・ファーミガ)をそれぞれ演じている。
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