最新技術で創出された23歳のウィル・スミス! 「ジェミニマン」ポスター完成
2019年5月29日 09:00
「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」のリー監督とスミスの初タッグが実現した本作は、ジェリー・ブラッカイマー(「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ)がプロデュースを担当。120フレーム撮影や3D技術を駆使し、「ウィル・スミスVS若きウィル・スミス」という衝撃の対決を描く。
伝説的暗殺者ヘンリー(スミス)はミッション遂行中、自分の動きを全て把握する“絶対に殺せない”ターゲットに翻ろうされる。やがて、彼が知ることになったのは驚がくの事実――神出鬼没なターゲットの正体は、ヘンリーの若き頃のクローンだった。「あなたは、もう一人(クローン)の自分と戦えますか?」というコピーが添えられたポスターは、“ヤング”ウィル・スミスと“リアル”ウィル・スミスがにらみ合うさまを活写。背景は、高層ビルがそびえ立つ近代的な街並みとクラシックな建造物が天地を分かち合っている。
リー監督は「驚くべき最新のデジタル技術のお陰で、若い&年を重ねたウィル・スミスの両方をスクリーンで見せることが出来るようになっただけでなく、物語を完全に没入的な形で体験することができるようになった。最新のデジタル技術が我々(観客)に何を提供できるかの限界を本作で実験することが出来、とても幸運だ」と胸中を吐露。さらに「同じく、ひとりは美しく洗練された、もうひとりは溢れんばかりに誠実な2人のウィル・スミスと本作を作り上げることができ、とても幸運だ。個人的な意見だが、本作のウィルは過去最高のパフォーマンスを見せてくれていて、更に2人のウィルが同時にいるので、本当に魅惑的なものになっていると思う。本作が完全に新しい劇場体験を全世界の観客に届けることを心から願っている」と語っている。
一方、スミスは「本作へ携わるにあたってのエモーショナルかつフィジカルな挑戦は、僕のキャリアの中で過去最高に要求の高いものだった。本作はアクション映画というだけでなく、若い自分が年を重ねた自分に究極的に何を教えることができるかの冒険でもある」と説明。「僕は今50歳で映画の中で23歳になるのだけど、皮肉なのは、(逆に)23歳の時の自分がこの経験をする、もしくは役を引き受ける準備をできていなかっただろうということだ。僕たちの願いは、本作の物語が皆さんにとって、これまでに見たことのない魔法的で、繊細で、感情移入できる映画のキャラクターかつ次のレベルのアクションを提供できることを願っている」とコメントを寄せている。
「ジェミニマン」は、10月25日から全国公開。