グレン・クローズ、エイミー・アダムス主演作「Hillbilly Elegy」に参加
2019年5月1日 09:00

[映画.com ニュース]エイミー・アダムス主演でアメリカの白人貧困層を描くロン・ハワード監督の新作「Hillbilly Elegy(原題)」に、アカデミー賞7度ノミネートの名女優グレン・クローズが出演することがわかった。
本作は、2016年にアメリカで刊行された白人作家J・D・バンスの同名著書を、名匠ハワードのメガホンのもとNetflixで映画化するもの。原作は、無名の新人による回想録ながら、田舎の貧しく過酷な家庭環境で育った自身の過去を如実に描いていることから、トランプ大統領を支持する白人労働者階級を理解するうえで役に立つと話題を呼び、74週にわたってニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りを果たした。
米Deadlineによれば、映画では、“ラストベルト”と呼ばれる米北東部の斜陽化した工業地帯で貧しい労働者の家庭に生まれ、貧困や差別、薬物依存といったさまざまな試練に直面しながらも、祖母の励ましによって教育の大切さに目覚め、名門イエール大学に進学したバンスが辿る苦難の道のりが、現代アメリカにおける人種問題や経済格差といった社会的テーマを絡めて描かれるとのことだ。
17年にハワード監督の制作会社イマジンが映画化権を、その後争奪戦の末、Netflixが推定4500万ドルで製作および世界配給権を獲得。脚本は「シェイプ・オブ・ウォーター」のバネッサ・テイラーが執筆し、ハワードとブライアン・グレイザー(「インフェルノ」)、カレン・ランダー(「gifted ギフテッド」)が製作を務めるほか、原作者のバンスもジュリー・オーとともに製作総指揮として参加する。
「天才作家の妻 40年目の真実」で第76回ゴールデングローブ賞の主演女優賞に輝いたクローズがハワード監督とタッグを組むのは、タブロイド紙の記者たちの激烈な一日をユーモラスなタッチで追いかけた群像劇「ザ・ペーパー」(1994)以来、実に25年ぶりとなる。
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