「ゼロの執行人」超えの絶好調スタート 劇場版「コナン」公開初日で興収4憶突破
2019年4月13日 17:00

[映画.com ニュース]「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」の公開記念舞台挨拶が4月13日、東京・TOHOシネマズ日比谷で開催され、レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、檜山修之、ゲスト声優の山崎育三郎、河北麻友子が出席した。
4月12日に全国364館で封切られた今作。この日は、公開初日の観客動員が31万3724人、興行収入が4憶2246万5000円を記録し、前作「名探偵コナン ゼロの執行人」の初日の成績を超えたことが発表された。会場はどよめきにつつまれ、声優陣は「昨日1日で!?」(山口)、「昨日は平日でしょう!?」(高山)と驚きの声をあげる。前作超えのロケットスタートとなり、興奮冷めやらぬ様子の高山だったが、盛り上がる客席に向けて「こんなに応援されているとは思いませんでした。去年を上回ったと聞いた途端に、ちょっと汗がでてきました(笑)。これからも、皆さんの大きなコナン愛で支えてください」と感謝を述べた。
「名探偵コナン」劇場版シリーズ第23弾となる今作は、シリーズ初の海外シンガポールを舞台に、主人公コナンとライバルの怪盗キッドが、世界最大のブルーサファイア「紺青の拳」をめぐる巨大な陰謀や殺人事件に巻き込まれていく。タイトルにかけて「拳を握るほど○○だったこと」を問われたコナン役の高山は、「拳を握りしめるほど力が入ったのは、この作品のアフレコです。力を入れすぎて、爪の跡がてのひらに残った」と振り返った。

今作は、コナン、怪盗キッド、400戦無敗を誇る最強の空手家・京極真の3人がメインキャラクター。劇場版初登場の京極を演じた檜山は、「京極は言わずもがな戦闘要員だと思うんですけれども。「コナン」に限らず、僕の声優人生はほとんど戦ってきたのですが、その戦歴のなかでも、京極の動きは相当早いと思う。1回や2回では京極の全部の動きは追えないので、複数回見て確認していただければ」と、「コナン」シリーズ最強とも謳われる京極の強さをアピール。またキッド役の山口は、「キッド的といいますか、快斗的にはですね、1シーン(キッドの助手を務める)寺井ちゃんが出ているので、寺井ちゃんにも思いを馳せながら見ていただくと面白いかと思います(笑)」と明かした。
さらに、前作「ゼロの執行人」がシリーズ最高の興行収入91億8000万円を記録しているため、前作の興収を超えるべく92枚の瓦割りに挑戦することに。キャストとコナンくんの前に瓦が積み上げられると全員が「多いよー!」と悲鳴をあげていたが、檜山が京極の声で「問答無用!」と合図をすると、一斉に瓦割りを開始。全ての瓦が割れると、コナンくんはガッツポーズを決め、今作のさらなるヒットをアピールしていた。
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