「君の名前で僕を呼んで」の原作者が、続編小説「Find Me」を執筆中
2019年4月1日 18:30

[映画.com ニュース]若手実力派俳優ティモシー・シャラメの出世作「君の名前で僕を呼んで」の原作者アンドレ・アシマンが、続編小説「Find Me(原題)」を執筆中であることを明らかにしたと、米Vultureが報じている。
「君の名前で僕を呼んで」は、1980年代のイタリアを舞台に、17才のエリオ(ティモシー・シャラメ)と、24才のオリヴァー(アーミー・ハマー)という2人の青年が織りなすひと夏の恋の行方を描いたラブストーリー。このたび、米出版社Farrar, Straus and Girouxは、その続編「Find Me(原題)」の設定を明らかにした。
現在は離婚している父サミュエルが、クラシックのピアニストとして活躍する息子のエリオを訪問するためにローマに出かける。その道中での電車での偶然の出会いが、彼の人生を変えることになる。その後、エリオはパリに拠点を移し、そこで恋愛関係を築くことになる。現在はニュー・イングランドの教授を務め、成長した子供を持つオリヴァーは、ヨーロッパを再訪を真剣に考えるようになる
……という物語になるようだ。
アシマンによれば、映画が続編執筆の原動力になったようで、「『君の名前で僕を呼んで』の世界が、自分から離れたことは一度もありません。私が登場人物を生みだし、彼らの人生を描きましたが、それらを書き起こすことによって、それまで知らなかった親密な関係や恋愛を彼らに教えてもらうことになりました。映画版がきっかけとなり、彼らと再会し、成長過程を見守りたいと思うようになりました。それがきっかけとなって、『Find Me(原題)』を書いたのです」と明かす。
ただし、この続編小説が、すんなり映画化されるとは思わないほうが良さそうだ。最新作「ホテル・ムンバイ(原題)」の取材の席で「君の名前で僕を呼んで」の続編について聞かれたハマーは、ルカ・グァダニーノ監督、ティモシー・シャラメと続編の可能性について話し合っていることを認めつつも、「前作は参加した人にとっても、映画をみて感動した人にとってもあまりに特別な作品だったと思うようになった。あらゆる要素が奇跡的にうまくいった作品なので、もし続編を作れば、失望することが目に見えている。前作に匹敵するものは存在し得ないと思ってる」と否定的なコメントをしている。
「Find Me(原題)」は10月29日、アメリカで刊行される。
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