“地獄の映画体験”にようこそ… 史上最恐クラスの絶望映画「ヘンリー」特別上映決定
2019年3月25日 17:00
[映画.com ニュース] 300人以上の女性を殺害した実在のシリアルキラー、ヘンリー・リー・ルーカスを描いた映画「ヘンリー」(1986)が、大阪・シネマート心斎橋や東京・シネマート新宿などで4月13日から特別上映されることが決定した。サイコサスペンスの金字塔「ザ・バニシング 消失」(88)の日本初公開(4月12日)を記念し、同作の封切り館で限定上映。心が深く凍りつくような余韻を残す“地獄の映画体験”へと、観客を誘う。
86年にアメリカで製作された「ヘンリー」は、全米で300人以上を殺害したとされる連続殺人鬼、ヘンリー・リー・ルーカスの日常を、淡々と冷徹に描いた犯罪スリラー。流血や残虐シーンはほとんどないにもかかわらず、放たれる空気感と徹底したドキュメンタリータッチにより“史上最も恐ろしい映画”のひとつとして記憶されている。
完成した86年当時、「13日の金曜日」のようなホラーを望んでいた出資会社は、「ヘンリー」の一切の感情を寄せつけない内容に唖然。さらにはMPAA(アメリカ映画協会)により“X指定”を受けたことにより、数年間、正式な劇場公開が見送られていた。90年、封印が解かれアメリカで上映が始まり、92年には日本上陸も果たしている。
監督・製作・脚本・音楽は、「ワイルドシングス」「恋に落ちたら…」などのジョン・マクノートン。ヘンリー役は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のヨンドゥ役で知られるマイケル・ルーカーが担っている。「ヘンリー」は、シネマート心斎橋で4月13日と19日、シネマート新宿で23日と28日、愛知・名古屋シネマテークと石川・シネモンドで5月4日~10日に上映。時期は未定だが、京都・出町座と愛媛・シネマルナティックでも決定している。
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