映画版「ザ・ソプラノズ」は2020年9月全米公開
2019年3月18日 11:00

[映画.com ニュース] 故ジェームズ・ガンドルフィーニさんが主演した大ヒットドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」のプリクエルとなる映画「Newark(仮題)」が、賞レースを視野に入れた2020年9月25日に全米公開されることが決定した。製作するニューライン・シネマが発表した。
1999年から2007年までHBOで放送された「ザ・ソプラノズ」は、米ニュージャージーで暮らすイタリア系マフィアのボスであるトニー・ソプラノ(ジェームズ)が、家庭と仕事の両立に葛藤する姿を描いたテレビドラマ。デビッド・チェイスが制作総指揮を務め、6シーズンの間にエミー賞21冠を達成し、ガンドルフィーニさんもエミー賞のほかゴールデングローブ賞、SAG賞を受賞した。
プリクエル映画は、1960年代のニュージャージーでアフリカ系アメリカ人とイタリアン・コミュニティの抗争が勃発した、ニューアーク暴動を背景にしたストーリーで、脚本はチェイスとローレンス・コナーが共同執筆。「ザ・ソプラノズ」の演出を手がけ、その後「マイティ・ソー ダーク・ワールド」や「ターミネーター:新起動 ジェニシス」などを手がけたアラン・テイラーが監督を務める。
アレッサンドロ・ニボラが主演し、トニー・ソプラノが率いることになる犯罪ファミリーを築きあげた人物、ディッキー・モルティサンティを演じる。ほかに、ベラ・ファーミガ、レイ・リオッタ、ジョン・バーンサル、コリー・ストール、ビリー・マグヌッセンが共演。また、ガンドルフィーニさんの息子マイケル・ガンドルフィーニが、トニー・ソプラノの若き頃に扮する。
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