池田エライザ、映画監督に初挑戦 故郷・福岡が舞台で「素敵な機会に感謝します」
2019年3月8日 14:00

[映画.com ニュース] 女優の池田エライザが、映画監督に初挑戦することがわかった。映画24区が手がける「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ第2弾でメガホンをとり、自身の故郷・福岡県が舞台の青春物語を紡ぐ。今夏に撮影され、20年に劇場公開を予定している。
「地域」「食」「高校生」をキーワードに全国の自治体とタッグを組み製作する「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ。兵庫県加古川市を舞台にした第1弾「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」(監督・安田真奈、主演・堀田真由)に続く今作は、福岡県田川市を舞台に、男子高校生たちの物語を描く。
「ルームロンダリング」「貞子」など主演作が続き、女優として進境著しい池田。「お話をいただき、年末にシナリオハンティングに行かせていただいてから数カ月間。私の頭の中にはいつも田川市に生きる人々が輝き続けております。お会いした方々の心に触れ、感じたことを、一つ一つ大切に物語の中にしたためていくつもりです」と振り返り、「同じ福岡県民として、愛おしき故郷を、様々な方に愛していただけるよう、精一杯作り上げていきます。素敵な機会に感謝します。そして、田川市の皆様、ぜひご協力よろしくお願い致します!」と熱く意気込んだ。

プロデューサーを務める三谷一夫氏は、池田を監督に抜てきした理由を「ご本人に映画作りに最も大切な『ものづくりの精神』と言いますか、職人的な気質を感じたからです」と明かす。さらに「弊社が製作に関わった映画『21世紀の女の子』でも、90年代生まれの若い監督たちとご一緒しましたが、この年代の女性はものをつくる、表現するということに長けています」としたうえで、「昨今は俳優業と兼務して監督やプロデューサー業に進出する人もでてきましたが、女優においてはまだまだ少ない。現在の仕事や立場における既成概念にとらわれず、誰もがつくるということにもっと自由に、もっと貪欲になっていいし、そういう状態が日本映画界においても好ましいと感じています。池田さんは映画にドラマに大活躍されている女優さんですが、映画監督・池田エライザとしての作品づくりを私自身が一番楽しみにしています」と大きな期待を込めている。
なお、ドラマ「文学処女」「青と僕」などで知られるの下田悠子が映画脚本を初めて執筆している。
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