「ショーン・オブ・ザ・デッド」×「ラ・ラ・ランド」!? 青春ゾンビミュージカル、予告公開
2019年3月7日 10:00

[映画.com ニュース] ゾンビとミュージカルという斬新な融合が話題を呼び、世界各国のファンタスティック映画祭で上映された異色作「アナと世界の終わり」の予告編が公開された。映像には、歌って踊る主人公アナの背景で、ゾンビが徘徊するシュールなミュージカルシーンがおさめられている。
スペインで行われた2017年のシッチェス・カタロニア国際映画祭で、ミッドナイト・エクストレム部門の最優秀作品賞を受賞した“青春ゾンビミュージカル”。海外の批評家からは「『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ラ・ラ・ランド』の出合い!」と評された。
高校生のアナは、イギリスの田舎町で父親トニーと二人暮らし。オーストラリアへの進学を夢見るアナは、夢も希望もない生活から抜け出したいと考えていた。ある日、アナは幼なじみのジョンと学校へ向かう途中で、スノーマンの着ぐるみ姿のゾンビと遭遇。シーソーでゾンビの頭を吹き飛ばし、危機一髪で撃退する。ゾンビに侵食されてしまった町で、アナは学校に取り残された学生たちの救出へと向かう。果たしてアナは、ゾンビまみれの田舎町と、死んだように生きる空虚な日々から脱出することができるのか。
予告には「やっと目が覚めた! ずっと死んでいた」と軽やかに歌う、エラ・ハント扮するアナの姿が。一見ミュージカル映画の王道シーンのようだが、背後では窓ガラスを突き破って転落する人やゾンビから逃げ惑う人など、“歌っている場合じゃない”緊急事態が発生。エドガー・ライト監督作「ショーン・オブ・ザ・デッド」で主人公がゾンビに気付かず、毎朝のルーティンをこなす場面を彷ふつとさせる。
さらに、スマートフォンを絡めた現代特有の描写も笑いを誘う。カメラ機能を駆使して外の様子をうかがい、命がけの状況にも関わらずスマホにしがみつく若者を活写。そして、SNSをチェックして「ジャスティン・ビーバーがゾンビに……」と嘆くセリフもあり、ティーンの日常と終末世界のギャップがコミカルに切り取られている。
「アナと世界の終わり」は、5月31日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。
(C)2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.
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