精神を病んでいく男×狂気の“実験”に手を染める大学教授の結末とは…「ザ・バニシング」予告
2019年3月2日 12:00

[映画.com ニュース] 巨匠スタンリー・キューブリックに絶賛されたサイコサスペンスの金字塔「ザ・バニシング 消失」の予告編が公開された。失踪した恋人の行方を追い、執念と亡霊に取り憑かれたかのように精神を病んでいく男と、自分の異常性と正常性を立証したいという欲求から、ある歪んだ“実験”に手を染める大学教授が、サスペンスフルに切り取られている。
「ダーク・ブラッド」で知られるフランス人監督ジョルジュ・シュルイツァーがメガホンをとり、1988年の公開から時間が経った現在も米批評家サイト「Rotten Tomatoes」で98%(3月1日時点)という高評価を獲得している本作。91年の米ナショナル・ボード・オブ・レビューでは、最優秀外国語映画賞を受賞。さらに、米サイトBuzzFeedによる「信じられないほど絶望的な結末を迎える映画32本」に、「カッコーの巣の上で」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」とともに選出されており、衝撃の結末が注目を集めた。
予告編の冒頭では、荒んだ小屋で謎の男が薬瓶を傾ける不穏なシーンを活写。場面は変わり、レックスと恋人サスキアの楽しげな小旅行の様子が展開する。しかし立ち寄ったドライブインで、サスキアは突然失踪。3年の歳月が経過し、必死の捜索を続けるレックスは、テレビを通して「犯人よ、君に会いたい」と呼びかける。次第に追いつめられていくレックスと、幸せな家庭を築きながらも狂気の実験を続ける犯人の姿が交互に映し出され、絶望的なクライマックスへと加速していくような映像が完成した。
「ザ・バニシング 消失」は、4月12日から東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開。
(C)1988 Published by Productionfund for Dutch Films
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