“小栗旬VSムロツヨシ”を仲村トオルらの熱演が彩る!「二つの祖国」新キャスト発表
2019年3月1日 13:00

[映画.com ニュース]小栗旬主演、ムロツヨシ共演で山崎豊子氏のベストセラー小説を特別ドラマ化する「二つの祖国」の新たな追加キャストが発表され、仲村トオル、田中哲司、柄本佑、甲本雅裕、リリー・フランキー、中村雅俊、余貴美子、泉谷しげるの出演が明らかになった。あわせて、主要キャストが勢ぞろいしたポスタービジュアルもお披露目された。
累計発行部数250万部を突破した山崎氏の同名小説を映像化。日系アメリカ人二世の天羽賢治(小栗)とチャーリー田宮(ムロ)らが、戦争下においてアメリカと日本、どちらの国に忠誠を誓うか“二つの祖国”の狭間で選択を迫られながらも、強く生きる姿を描いた。小栗とムロのほか、多部未華子、仲里依紗、高良健吾、新田真剣佑、池田エライザ、橋本マナミ、原菜乃華、麻生祐未、松重豊が出演している。
仲村が演じるのは、賢治が勤務する日本語新聞社「加州新報」の社長・松井竹虎。田中は日本語学校の主任教官・オーソン相川、柄本はマンザナール収容所でチャーリーたちと敵対するプロジャパンのリーダー・池島努、甲本は広島日赤病院の医師・倉石隆信役に挑戦。リリーは元総理大臣の政治家・広田弘毅、中村は国際法学者・横山喜三郎、余は賢治の父の姉・天羽鷹に扮し、仲が演じる天羽エミーの実父・畑中万作役として泉谷が登場する。
田淵俊彦プロデューサーは「今回発表する8人の俳優の皆さんは圧倒的な存在感を誇る方々ばかりで、『その方にお願いする意味』が明確にあり、作品の意義や山崎豊子作品というスケールに共感してくれた猛者たちである」と説明。それぞれの配役には“適材適所の意味”があったようで「それらを十分に理解した上で彼らは作品に参加することを決めてくれたことである」と話しつつ「それだけに現場の熱量は半端無かった。一人一人の猛者たちが、他の演者とぶつかり合い、そしてコラボレーションしてゆくという素晴らしい化学反応が生まれた」とコメントを寄せている。
テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「二つの祖国」は、3月23、24日の2夜連続放送(ともに午後9時~11時24分)。
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